![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144152046/rectangle_large_type_2_d1d8b163f81c80bdc1810b392f786bd3.jpeg?width=800)
反対意見の理由を考えない姿勢がトラブルの元になる
会話がうまくいかず口論になっている時に、自分と反対意見の人がどうしてそう考えたのか?という理由を考えていない事がよくある気がします。
どうしてこの人は、自分の気持ちをわかってくれないのか?
どうしてこの人は、自分の言ったことをしてくれないのか?
なぜ、この人は、そんなことを言い出すのか?
など、日常生活でそんな場面は、たくさんあると思います。
当然、嫌な気持ちになりますが、ここで終わっていては、ただお互いの意見をぶつけ合っているだけで、いわゆる、会話のドッチボールになってしまいます。
そこから、話が進展することはありません。
●反対意見の理由を推理できるか?
このような場面になる場合、反対意見の理由を推理する事が大事だと思います。
どうしてこの人は、そうしたがるのか?
そうすることが、その人にとって、どんなメリットがあると考えているのか?
そうすることが、その人にとって、どんなデメリットがあるのか?
何を不安に思っているのか?
・・・と、あらゆる角度から、推理します。
それが見えてくると、新しい提案ができるようになったりして、話に進展が出てきます。
反対意見の理由が言えるくらいでないと、本当の意味で、話を聞いたことにはならないと思います。
●どうしてできないのか?で、終わる上司
仕事の指示をして、できない人や、想像していたものと全然違うものが出来上がってきた時に、どうしてできないのか?と、嘆いて終わっている場面を見かける事があります。
この場合も、どうして、指示をしたものと違うことをしてしまうのか?
期日までにできないのは、何かネックになっていることがあるのか?
その理由を考えることが大事だと思うんです。
報連相がなかった。で終わっている場面もよく見かけます。
ビジネスマナーとして、大事なことだと思いますが、どうして報連相ができかなかったのか?という理由を考えた事があるのか疑問に感じる事があります。
過保護になりすぎるのも問題だと思いますが、それを考えないと、本当の意味での、対話というのはできないと思います。
●怒られたら怒られたで終わる部下
仕事でミスをして、注意をされても、怒られたことに怒って、終わっている人もよく見かけます。
怒り方の問題もあると思いますが、どうして注意されるのか?
丁寧に仕事がしたいのに、どうしてスピードを求めるのか?
など、その理由を考えることが大事だと思うんです。
それを考えないと、本当の意味での、対話というのはできないと思います。
自分が可愛いだけの人で終わってしまうと思います。
反対意見の理由を考えることは、会話のキャッチボールの第一歩になると思います。
●おまけ
以前にも紹介した、ロンリのちからという番組ですが、こちらの20話「異なる意見を尊重する」の回が、今回の話に関連する内容で、とても参考になると思いましたので、リンクを貼っておきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?