2023年7月15日の雑文

 タイトルのとおり、本文は2023年7月15日の雑文である。なので、この数日間のうちに起きた出来事について抱いた日々の感情をとりとめもなく書き流すつもりの文章である。
 自分も院生として所属する大学院に入学してくる大学院生について思うことがある。うちの大学院には、様々なバッググラウンドを抱える大学院生がやってくる。その院生には、そもそも学問に打ち込むことにそれほど熱心なわけでなく、たんに学部時にうまくいかなかった就活のやり直しのために進学してきた院生や、資格試験における科目免除を求めて院進してきた院生も含まれる。
 ネット上でもよく見られる意見であるけれども、学問についてそもそもモチベーションの低い院生に、院ゼミをはじめとする大学院生活においてどこまで寄り添うべきなのか、わからなくなる気持ちを抱くことがある。そして、そういった院生ほど、トラブルや面倒ごとを引き起こす頻度が多い傾向にある気がする。
 自分はあくまで院生なので、新入生を大学院に採用する権限・資格があるわけではない。それにもかかわらず、実際の大学院生活(例えば研究室や院生自治組織)での面倒ごと・トラブルごとの処理は、自分たち院生が担うことも少なくない。どこまで、その負担を背負わなければならないのか、寄り添えばいいのか、わからなくなることが多い。
 かといって、自分は(やはり所詮は)院生なのである。前の段落まではずいぶん偉そうなことを言ったけれども、自分だって(今よりももっと出来の悪い頃の俺自身だって)指導教授や先輩から色々なことを教えてもらった立場の人間である。だから偉そうなことは言いたくない。とすると、あまり出来のよろしくない院生にそれなりに寄り添ったり、コミットしたりせざるを得ない立場なのではないかと思ってしまう。
 しかし、そう考えて行動すると、とにかく疲れるのである。研究するために大学院に来たのに、そこに同じようにやってきた人たちについて悩んでるのはなんでだろう。ここ数日の自分は、彼ら彼女らに対してもっとしっかり取り組んでくれ、もっとしっかり考えてくれ、そうつねに思ってしまっている。特にここ数日、ちょっとまた疲れたよ。眠りにつきたい。

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