つぶやきは、つぶやきたいからつぶやくだけなんだよ
twitterが出来たばかりの頃を思い出します。
「なにげなくつぶやけるのがいい」
というのが人気の、どっちかと言うと素朴なツールでした。当時は炎上という言葉もありませんでした。若い人には想像できないでしょう。
ネットは今ほど整備されておらず、無法地帯でしたが、まだのどかな所が残っていました。
今や、twitterは罵詈雑言の巣であり、
差別的な人の発信の場であり、
炎上の火元です。
震災の頃までは利用していましたが、
あまりにも残酷な人が多いのと、
私自身がきつい表現に極端に弱く、
すぐ悩んでしまう性質なので、
今は利用をやめています。
代わりに、noteのつぶやき機能で、
思ったことをつぶやいています。
ただ、つぶやきたいからつぶやくのです。
それだけです。
それがいいんです。
自分用の記録みたいなものです。
twitterも昔は素朴なつぶやきの場でした。
でも、昔を懐かしんだところで、
過去は戻ってきません。
SNS、本当に苦手です。
ホリエモンが、
「今の信用はSNSのフォロワー数」
と言っていて、企業の人材採用でもSNSの発信力が重視されているそうなので、
そういう意味では、私は、
全く信用のない人間になりますね。
「信用」って残酷な所があって、
病気とか障害とか個人の事情は、
一切考慮されないんですよね。
障害で仕事ができないと、
信用がなくなるので、
クレジットカードも作れない。
ネット決済にすごく影響するんです。
最近、自社のクレジットカードに客を囲い込んでいる会社がありますけど、
だったら事情のある人も使えるようにしてくれないかなぁ、と思ってしまいます。
お金はあるのに決済方法がない、ってこと、あるんですよ、けっこう。
SNSもなあ……
いろいろ事情があって人生がうまくいってない人には、つらいツールだと思います。
人生に発信するようなことがないから。
あったとしても、それが世の中に認められることとは限らない。
話が脱線しました。
インターネットで文章を書いてる人には二通りいて、
①情報発信してる人(他人のため)
②ただ書きたいから書いてる人(自分のため)
私は②ですね。
こういう人にはフォロワーはつきにくいです。
役に立つことを書かないから。
自分のために書いてるから。
本当は、そういう人は、
ネットに書かずに、
紙の日記に書けばいいんだと思います。
でも、紙って買うとお金がかかるのよ笑
私は最近、日記帳を紙からメモアプリに変えたのですが、その理由が、
①貧困なのでノートを買うのもつらい
②かさばるので置き場所がない
という理由です。
同じような理由、または「紙よりスマホやパソコンの方が文字を打ちやすい」という理由で、ネットを日記がわりに使ってる人は、昔からかなりいたと思います。
人のために役に立つ情報を発信している人から見れば、無駄に見えるでしょう。
でも、書くことで、
人目を気にしながら(誰も読んでいないとしても)自分の意見をまとめることで、
気づくこともあるんです。
自分を知るために書くんですね。
だから、役に立たない日記を、
ネット上に書くことも、
一応放任しておいてほしいなと思います。
私も、本当は、
何かの専門家になりたかった。
でも、生きるのが手一杯でそれどころじゃなかった。今もそう。
いろんな事情の人がいますので……。
つぶやきは、ただ、
つぶやきたいからつぶやくもの。
「つぶやくこと」そのものが目的。
情報発信とかビジネスとか関係なく、
その瞬間思ったことを形にしたいだけ。
twitterだって、昔はそうだったんです。
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