愚痴をネットに書いてマジのガチで精神を病んだ話
今朝、このはちこさんの文章を読んで、
「その通りだ!その通りだよ!」
と、全身が共鳴したので、また性懲りもなく余計なことを書きます。
私は弱い人間です。
ネット黎明期から(歳がバレるな……)ネットに余計なこと、個人的なことを書き込んでトラブル、または勝手に一人で病んだりしておりました。
中島義道さんだったか、他の作家さんだったか忘れましたが、色々な方がこんなことをあちこちで言っています。
『文章を書くことは、体を売るより恥ずかしい。内面を暴露することだからだ』
言い回しが不正確ですが、そんなようなことを言っていました。
私も、頭、つまり知性のレベルではわかっていました。
「個人的な事をネットに書くのは恥ずかしいことだ。良くないことだ」
しかし、今だからわかるのですが、
「話し相手がいない」
「(診断前だったけど)私はおかしい、障害者に違いない。誰にも好かれないという強い確信がある」
「社会的地位がないに等しい」
「仕事も趣味も特技もない」
みなさん気づきましたか。
邪悪なネトウヨの資質に溢れていると(笑)
幸い、私はネトウヨにはなりませんでした。
政治に興味がなく、
他人にも全く興味がなく、
誰かを攻撃したいという欲求ゼロ。
むしろ、発達のかたよりによる受け答えの下手さで、相手が怒り出すことが多かった。
変なおじさんに恫喝されることが多かったのと、障害や人生を書いても全く反応がないことと、攻撃的な人の多さに耐えられず、私はTwitterの利用を断念しました。
次に使ったのはフェイスブックでした。
実名です。
やめとけばいいのに、治療中の病気の症状とか、かなり個人的な家族やグループホームの愚痴を書き込んでいました。
やはり、話し相手がいないからですね。
親にはとっくの昔に愛想をつかされているし(元々、生まれた瞬間から、この人私が嫌いなんだろうなという言動を繰り返す親だった)
グループホームの職員は仕事で来てる人です。
「部屋の設備の調子が悪い」という話はできますが、精神的な症状について話してもまず理解しません。めんどくさがられて反応しなくなるだけです。「この話早く終わらねえかな」って感じ。
話し相手がいない。
そこを埋めるように、
フェイスブックに日常を書き込む日々。
しかし、誰も読んでない。
友達、ゼロ。
学校の同級生とか見つからないかなと思ったけど、私は大事なことを忘れていました。
こんないい歳をして、定職にもつけない、障害のあるおばさんと付き合いたい親切な人はこの世に存在しないということを。
私はだんだん病んでいきました。
元々病んでいたと言うべきか。
とうとう、幻聴を発症しました。
未だに文章にできないくらい、衝撃的で重い、辛い体験でした。
後で心療内科の先生に聞いたのですが、発達障害の子供に幻聴が出ることはよくあるそうです。
私は2回ほど、重い幻聴を経験していますが、どちらもフェイスブックを使っているときに発症または再発しています。
やめときゃいいのに、一度治ってから、油断してまた始めちゃったんですよね。バカですねえ。
2回目のときは、二人ほど出会いがありました。
まず、プロの作家さんに作文を添削してもらえました。その結果、
「あなたは誰に向かって書いてるの?
自分自身?
これは作文じゃない、日記だよ。
読者に向かって書きなさい」
という注意を受けました。前から似たような指摘を何人かにされていました。
「お前は文章なんて書けてねえよ」
「今は誰でも出来て当たり前だよそんなの」
「誰も読まない文書いてんじゃねえよ」
まわりに文章を書いているとか言うとだいたいこんな反応が帰ってくるか、無言で無視されるかどちらかなので、私は他人に「文章を書いています」とは言えなくなりました。趣味を聞かれたら無難な「ビーズ手芸」と答えます。こちらのほうが相手と会話が弾みますし、自分の作品を見せてくれる人もたくさんいます。同年代の女性ならだいたいやってますから。
この作家さんはとても親切な方で、経済的に苦しいならしばらく無料で添削してあげるとまで言っていただけたのですが、私のほうが体調を崩したのと、やはりまともな文章を書けないということで、縁が切れてしまいました。
本当にすみません。
ありがとうございました。
フェイスブックで出会った二人目。
中学の同級生で、
今は農業関係の仕事の社長さん!
おお!同じ学校に通ってた人が新聞に載ってる!
みたいな感じで、記事を見てびっくり。
迷惑かなと思いつつフェイスブックに連絡してみたら、差別なくちゃんと対応してくれました。なつかしいね〜なんて普通に話したりして。
でも、相手は会社の活動報告とか、娘(ちゃんと子育てもしている)の話とか、まっとうな記事を書いているのに、私は病気の愚痴しか書くことがない。友達もあいかわらず彼女1人。
幻聴の再発とともに、
フェイスブックのアカウントを抹消しました。
ネットに愚痴を書くことは、私の精神状態に明らかに悪影響を及ぼしていました。
危うく入院して、グループホームを追い出される所でした(グループホームには、2ヶ月入院したら追い出されるという決まりがある。補助金のせい)生活自体が崩壊する寸前でした。
なので今は、note以外のSNSはやっていません。
というか、できません。
冒頭で紹介したはちこさんの言葉に強く共感したのは、私がその『露出狂』だったからであり、
誰の共感も得られなかったからであり、
(Twitterでもフェイスブックでも、友達やフォロワーは常に0に近かった)
話し相手がいないまま一人で病む羽目になり、
個人的なこと(特に愚痴)を書き続けることがいかに精神を蝕むか、わかったからです。
なのになぜnoteだけやってるかというと、
前もつぶやきで書きましたが、
脳の機能障害(障害特性?)で、
思いつきを書くのがやめられないからです。
才能ではなく病気の症状です。
以前テレビで、
事故で脳を損傷した女性の特集を見ました。
その方、思いつきが止まらず、いつも分厚いメモ帳を持ち歩き、いつでも、自転車に乗っている時すら、何か思いついたら書き込んでいました。
私は事故には合っていませんが、
生まれつき、その状態でした。
友達は紙のノートと鉛筆だけ。
今でもある意味、変わってません。
何をしていても余計な空想や着想があり、
何にも集中できません。
今も就職活動中ですが、
仕事がきちんとできるかは危ないです。
まずいことに、ストレングスファインダーでも、「内向」とか「着想」と出てしまうんです。
それ、強みじゃないから。
発達障害の症状だから。
働くにはむしろ邪魔だから!!
自分が嫌なのですが、
文章(らしきもの)を書くのはやめられない。
個人的愚痴ですみません。
そうです。こういうことしか書けないからみんなに嫌がられるんですね。
だから、ここ数年は、
「ネットに載せるのは小説とか詩みたいな『作品』と呼べるものだけにしておこう」
と思い、それ以外の投稿は控えていました。
でも、長く続くコロナ禍のせいか、
あいかわらず話し相手がいないせいか、
(この一年でグループホームの職員が2人退職しました。人手不足のようです。コロナ対策で話す時間も15分と制限があります)
障害者や弱者の扱いには昔から不満がありすぎるせいか(それも余計な愚痴かもしれない……)
最近になってまた愚痴っぽくなりました。
あと、他の作家さんがSNSできちんと発信されているのを見ていると、
自分もやらなきゃいけないような気がしてしまうんですよね。
無理なんですけどね。
最近、
『文章じゃなくても使えるから』
『イラストとかアーティストが好きなら』
とインスタグラムを勧められています。
悩んでます。
興味はあるんだけど、また生活が浸食されないかなと、心配で。
渡辺直美さんとか大好きなんで、見てみたいんですけどね、インスタグラム。
またしょうもない文章書いてしまった。
何が言いたいかと言うと、
「なんの反応もない空間に愚痴ばかり書いていると、マジのガチで精神を病みますよ」
ということでした。
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