2ヶ月文章をやめたら、心が平和になった
9月をもって、長年書いていた小説をやめました。noteに文章を書くのも控えていました。
文章を書くと(特にネットに書くと)精神不安定になることがわかってきたからです。
小説を書くのは、最初は楽しかったのですが、だんだん辛くなってきました。ネガティブなシーンを思い出すたびに気分が悪くなり、
「なんでこんなこと書いちゃったんだろう」
と仕事中に思って怖くなったりするようになりました。自分が作ったものが怖いなんておかしな話に聞こえるかもしれませんが、実際にそういうことが起きたのです。
よく自己啓発の本に「脳は実際に起きたことと想像の区別がつかない」と書いてありますが、それが悪い方向に働いたのだと思います。
若い頃は、残酷な話を聞いていてもわりと平気でした。だから、若い頃に作った話はけっこう残酷なのです。これは、プロの作家さんの作品を読んでいても思います(中には年取ってからも残酷なもの平気で書いてる人もいるけど……)。
40前後から、残酷なものを体が受け付けなくなりました。殺人や暴力のニュースが怖い、戦争のニュースも怖い、たとえ演技でも怖いので、ホラーやサスペンスは見れないし、いじめや当てつけすら見るの嫌だから普通のドラマも見れない。
私が日本のドラマを長年見なかったのはこういう理由です。
なぜか韓国や海外のものは、おだやかなドラマなら見れました。外国のものだから少し引いて見られるのかもしれません。
最近朝ドラの『ブギウギ』を見ています。これは大丈夫です。とにかく明るい話だし、関西が好きなせいもあるかも。でも他の朝ドラは駄目でした。特に関東のは。自分でも何故かわからないけど。
最近戦争のニュース多くてつらいです。
でも、世界情勢が気になるので見てしまいます。
話を文章に戻すと、
文章を書くことで、ネガティブなものを作り出してしまって、気分が悪くなる。
そういうことがしょっちゅう起きていました。
note記事にしても、私のは愚痴が多くて、人の役に立つような文章が書けていませんでした。
生活の愚痴を書いて、不満を増幅させる。
そういうのは、もうやめたいと思いました。
なので、文章を一切やめてみました。
2ヶ月間。
そしたら、心が平和になりました。
余計なネガティブなことを考える時間が減りました。もっと自分の人生に時間やエネルギーを使えるようになりました。
生活は、よくなりました。
今まで私は、文章だけが自分にできる良いことだと思っていました。
でも、そうではありませんでした。
文章は、私を蝕んでいました。
使い方がまずかったのかもしれません。
ただ自分の不満や愚痴を発散するようなやりかたは、体にも心にもよくないのです。
それがわかったので、しばらくは文章を、特に、感情的に、衝動的に書いてしまうnoteは控えることにしました。小説もやめることにしました。いつか回復したらまた書けるかもしれませんが、しばらくは無理です。
ネットに載せている小説や文章、消そうかなとも思ったのですが、一応とっておくことにしました。私の歴史でもあるし(黒歴史だけど……)。
フォローしてくださってた方すみません。
これからは感情的に書くのをやめて、たまに、きちんとした文章を書けそうな時だけ、書こうと思います。
そんな時めったにないけど……。
読んでくれてありがとう。
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