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第1回・第2回の添削結果&ナショジオ2023年12月号レビュー|ナショジオ翻訳実践

 こんにちは。この年末年始にかけて予想以上にドタバタしてしまい、当初予定より投稿が遅れてしまいました🙇‍♀️

 初級コースが終わって間もない昨年秋から始まったこの実践講座。一見すると課題記事の内容やボリュームはさほど初級と変わりはないものの、いざ取り組み始めると英文の解釈に苦しみ、仮に解釈できたとしても適切な日本語がなかなか思い浮かばない等々で「うわー、これが『実践』の世界か😨」と早速面食らっているところです(苦笑)。それでは早速振り返っていきたいと思います。

第1回添削結果

 実践初回の結果はこちら(A、B+、B、Bー、Cの5段階評価)。毎度お馴染みの画像です😅

実践になるとブルーの封筒で結果が届きます👀(初級はピンクでした)

 推測の域を超えないんですが、コース中はずっと同じ講師の方が添削されるのかなと。そして実践では初級とは別の先生が添削して下さっているようです。この先生だからなのか、あるいは実践コースだかなのかは定かではありませんが、添削や指摘内容に一段と「エッジ」がかかってます😅

 だからといって「やたら厳しい」であるとか「キツい」ということは全くなく、初級の時と同様こちらが申し訳なくなるくらいに細かいところまで丁寧にチェックをしてくれるのが手に取るようにわかります(=用紙が「真っ赤」になっているということw)。

 あとこうした講座を受ける上で大事なのは「質問力」なんだなということも実感しています。初級講座の初回時に講師の先生から「質問欄を空白にして提出するのはもったいない」というごもっともな指摘を頂いたのがきっかけでした。それ以来、毎回少なくとも1〜2個は考えて質問をするようにしています。

 この質問も当初は課題の中で訳しにくかった箇所や解釈について尋ねることが多かったんですが、回数を重ねるうちにそういった質問は大体全体講評でカバーされていることに気づいたので、最近はさらに踏み込んで質問するようにしています(例:ある単語についてノンフィクション翻訳ではどういった表現が適切なのか、のような感じ)。

第2回添削結果

 次は第2回の結果です。またしても。。しかし、添削内容を見れば納得です😞

 むしろ、1回目もそうでしたが、よくこれだけ赤が入っていてBに留めておいてくれたなと思います(初級講座の振り返り記事でも同じことを言ってたような・・・😅)。

 どちらの回も幸い解釈自体を間違えることはなかったんですが、日本語の表現については相変わらずで「あー、こういう言い方すればいいんだ😦」と目から鱗の連続です。実践は初級よりもワンランク上の表現力が問われるのかなとも感じます。

 そしてこの回のお題はアルハンブラ宮殿。後述もしますが、最新号では大特集が組まれていています。今まで単に「スペイン・グラナダにある豪華なイスラム宮殿ね」という程度の知識しか持ち合わせていなかったこともあり、訳出の際はかなりの時間をかけてリサーチしました。

 余談ですが、課題提出後に届いた最新号には詳細なイラストや全体の見取り図が掲載されていて、「翻訳する時にこれが見たかった〜😅」と思ってしまいました(笑)。

ナショジオ2023年12月号レビュー

 今月号も日本語版、英語版でびっくりするくらい表紙もタイトルも違います😳

 しかし、中身に多少の違いはあれど、今回多くのページが割かれているアルハンブラ宮殿やカリブーの特集記事、そしてこの1年のナショジオ記事を写真で振り返るという構成は共通しています。

 英語版はこの1年の振り返りから写真を選んでいるようですが、そうだとしても「なぜにこの写真を?👀」と、ちょっと不思議に思う表紙でした。大きなお世話ですが😅

 その点、今回日本語版の表紙はアルハンブラ宮殿の写真を使っていて、この号の特徴を反映しているなと思いました。

 そして今号のハイライトはやはりアルハンブラ宮殿です。このイスラム芸術の結晶とも言える壮麗な宮殿の保守管理を行う人たちへの取材から始まり、一番最初はアルカサバという素朴な要塞が建てられ、それ以降増築を重ねて宮殿群として発展していった経緯、イスラム・ナスル朝からスペイン王国に無血で譲渡されてその後もイスラム様式の建築物が破壊されなかったこと等が紹介されています。記事を通じて、今もグラナダにイスラム教とキリスト教が融合する独特の文化が残る背景を深く知ることができました。

 さらにタイミングの良いことに、この最新号が発売されたばかりの昨年12月にNHK-BSで俳優の西島秀俊さんがナビゲーター役を務めるアルハンブラ宮殿を取り上げた紀行番組も放送されました。

 番組では主にスペイン王国との戦いに敗れて宮殿を明け渡し、モロッコに流れ着いたナスル王朝最後のスルタン(君主)・ボアブディルの足跡を追っていました。

 録画して年末年始に視聴したんですが、このボアブディルについてはナショジオでは軽く触れる程度だったので、宮殿を去ってモロッコに辿り着いてからどんな暮らしを送っていたかを垣間見ることができました(個人的には正直なところ、番組ではちょっと‘エビデンス‘が足りないかなとも思いましたが😅)。

 そしてナショジオで最低限の基礎知識を得てからの視聴だったので、宮殿内部を紹介する場面も「ああ、これが記事で紹介されていた碑文か〜」と理解も追いつきやすく、記事と番組の‘相乗効果‘のお陰で「復習」的に楽しむことができました☺️

 今月号は「自分の知らない世界を教えてくれる」というのもナショジオの良さの一つなんだなと思わせる号でした。そして私もアルハンブラ宮殿に行ってみたくなりました(笑)

 今回の記事は以上になります。これからも以前と同様、月一ペースで実践コースの振り返り記事を展開していきたいと思います。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。そして今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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