【Listening編】ケンブリッジ英検初受験(2024年5月18日実施)の振り返り | ケンブリッジ英検C2 | #14
こんにちは。ケンブリッジ英検CPE(C2)初受験までの振り返り記事を科目別に投稿中です。今回は全4回の最後となるListening編です。
今回の結果(取得スコア)
初挑戦となった今回は「振り返り記事の筆がなかなか進まないほど」(苦笑)大きく点を落としてしまいました😞。事前の練習問題でもスコアが安定せず、せいぜい良くても「合否スレスレ」とは思っていましたが、まさかここまで落としてしまうとは😱💦(注:合格点は200点)。現在はオンライン英会話の講師に相談しながら、対策を練っているところです📝。
【参考】総合結果のチャートはこちらの記事からどうぞ。
試験形式
Listeningは4つのパートから構成され、試験時間は合計約40分です。音声は各問題で2回聞くことができます。
(参考)試験全体の出題形式はこちら(公式サイト)
パート別振り返り(覚えている範囲で🙇♀️)
Part 1 (Multiple Choice)
Part 1は、短い会話文や説明を聞いて、内容に合致するものを3つの選択肢(A ,B, C)の中から一つ選ぶ問題です。オーディオは3題でそれぞれにつき2つ質問があるので、合計6問に回答することになります。
このパートはスクリプトが短いので取り組みやすそうに思えるんですが、短い分だけ回答のヒントになりそうな部分をピックアップするのが非常に難しいです。
事前の練習問題では不正解になることが多く、今回は試験本番でも結構外してしまったんじゃないかなと感じてます。試験当日も最初の問題でまだ緊張が完全に取れていなかったせいか、どの問題でも迷いが生じてしまい、自信を持って回答できたものは一つもなかったかと思います。なのでそれが見事に結果に反映されてしまったのかなと。。そんな状況でしたので、内容もほとんど記憶にない状況です。なのでメンタルも鍛えないといけません😅。
Part 2 (Sentence Completion)
Part 2は、3〜4分程度のモノローグを1本聞いて、問題文で穴埋めになっている箇所を記入して回答する問題です。これもケンブリッジ試験ならではの癖が強い問題のうちの一つですが、慣れればなんとか解ける問題かなと思ってます。
当日は「氷河でシロクマを見るツアーについての解説」のような内容で、いくつか確信が持てない箇所があったものの、それ以外はなんとかなったかな(と信じたいところです😅)。
ちなみにこの問題で今でも私が苦労するのは、問題文の穴埋め箇所前後の文章がモノローグの音声内容と意味は同じでも完全に一致しておらず、回答する際に頭の中でパラフレーズしながら文脈を判断して問題を解かなければならない点です。音声で追いかけながら内容と問題文中のキーワードを一致させるのに四苦八苦しますが、もうこれは慣れしかないのかなと諦めているところです。
Part 3 (Multiple Choice)
Part 3は、3〜4分の長めの会話文1本を聞いて、それぞれの設問でA、B、C、Dの4つの選択肢の中から内容に合致するものを選ぶ問題です。これも私はすごい苦手で、事前の演習でも回答率はせいぜい良くても5割弱でした😞。
Part 1と違ってスクリプトが長くてヒントは得やすいんですが、逆に細かいところまで正確に理解できていないと正答に辿り着くのはなかなか難しい問題です。まさに「神は細部に宿る」といった感じでしょうか😅。
当日は、アスリートの兄妹がインタビューに答えるというかなりマニアックな内容で(笑)、確かお兄さんがテニス選手、妹さんが陸上選手でそれぞれ幼少の頃を語ったり、お互いの応援の時にどう感じるのか等といったことを話すんですが、話の筋はなんとか終えたものの恐らくここでもかなり点を落としたのではないかと思います。
しかし、お題がマニアックとは言ったものの、つい先月のパリオリンピックでもそうでしたが、柔道の阿部一二三選手&阿部詩選手のように兄妹で活躍しているアスリートも全然普通にいるわけで、やはり日頃からいろんなジャンルのリスニングをしておかないといけないんだなと痛感しているところです😅。
Part 4 (Multiple Matching)
パート3まで当日の「悪戦苦闘」ぶりについて語ってきましたが、私にとってリスニングでの一番の鬼門はこのパート4です。このパートに限っては、試験直前の最後の最後までネイティブ講師にすがってアドバイスをもらいながら取り組んできました😢。
このパート4は所要時間は5分程度で、Speaker5人がそれぞれ特定のテーマについて話す短いスクリプトを聞き、タスク2題(それぞれ5問ずつ、計10問)に解答していきます。具体的には、それぞれの設問の内容と合致するSpeakerを選んでいきます。
パート4が厄介なのは5人のスピーカーの話を聞いて、同時に2種類のタスクに答えなければならないという点です。まさにマルチタスクが求められる問題で、タスク1とタスク2をそれぞれを意識しながら聞く必要があります。講師曰く、「一回目に聞いた時点で、音声と同義語の表現が使われている選択肢のあたりをつけておく😎」のがコツらしいのですが、今もその「技」は習得できてません(苦笑)。
試験までに行った主な対策
前提
リスニングに関しては、途中ELT講師からのアドバイスをもらうことはありましたが、ほぼ独学で進めました。以下の通り、実際に取った対策はご紹介しますが、ご存知の通りのスコアなのでこちらは「参考」程度でお読みいただければと思います😅。
またリスニングは「自分でやるしかない」とは思っているんですが、現在Camblyの講師とも「対策会議」を何度か行いまして(笑)、次回再挑戦に向けてさらに練習するコンテンツを増やしてみることにしました。こちらはまた別の機会にお話しできればと思います。
対策① Objective Proficiencyの練習問題を解く
勉強を始めた頃はObjective Proficiency (Student’s Book)のListening問題を解いて試験形式に慣れるようにしました。
対策② YouTubeの練習問題を解く
これは自分で見つけたのですが、実際の試験と同じ形式で練習ができる動画です。現時点では約40本ほどあり、解答やスクリプトも概要欄やコメント欄から入手できます。私もまだ全て解いてはいないんですが、試験直前の「模試代わり」に利用しました。
一つ注意点としては動画によって難易度の差が激しく、たまに拍子抜けするぐらい簡単なのもあります。その逆も然りで、当時ネイティブ講師にも「この動画で練習して大丈夫か?」と念の為確認したところ(笑)、「OK」とのお墨付きを一応もらったので、今後も引き続き利用したいと考えてます。
補足:最近利用し始めたコンテンツ
最近ネイティブ講師から勧められたBBC Radioが聴けるアプリ「BBC Sounds」をダウンロードして、早速ラジオ代わりの聞き流しに利用しています。コンテンツも豊富で使い勝手も良く、今後も試験対策で積極的に活用できるかもと期待しているところです☺️。
反省点
最後に反省点です。こちらも当然ながら山程ありまして今回の記事だけでは足りないくらいですが(苦笑)、ここでは主なものだけ以下の通り抜粋します。
以上から次回試験に向けては、特に「問題を解いた後のレビューの徹底」&「リスニングを増やす」の2点に気をつけて準備する予定です。あとは細かいところまで正確に理解しないといけないなと。。そう考えると、今回の試験では生来の「雑な性格」も災いしたことも間違いないかと感じてます😅。
今回は以上になります。そしてこの投稿を持ちまして、ケンブリッジ英検C2初挑戦の振り返りは一旦完了です。またそろそろ再受験に向けてまた試験対策の時間も増やしていこうかなと思っているところですが、初挑戦の直前に公私共々バタバタしてしまい、ちょっとパンク🤯状態になってしまいました。その結果、ちょっとバーンアウト気味にもなってしまったので😅、次回は日々のタスクは無理のない分量を設定して、日々習慣化させながらじっくり取り組んでいくアプローチを模索中です。
今後もまた不定期になるかとは思いますが、日々の受験勉強で気づいた点や出来事を投稿でればと思いますので引き続きお時間のある際にお付き合い頂けますと幸いです。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
ケンブリッジ試験C2合格に向けて今も試行錯誤が続いています。その過程を不定期で投稿し、マガジン化しています。