行政書士試験の難易度
こんにちは
行政書士独学応援の佐藤です。
合格率10%ちょっと 100人受けたら10人くらいしか合格しない。
これが行政書士の難易度ですが、実際は合格率ではわかりません。
10%の合格者の中に司法試験の腕試し、司法書士試験から流れてきた人もいます。そういう人を除いた、本当の初学者がいったいどれくらい合格できているのか?
だから安易な気持ちで始めると挫折することになり、時間が勿体ないです。
とはいえ、受験生のうちの半数はそもそも学習を頑張っていない、そして残った大部分も正しい学習方法をとっていないのも現状です。
だから、正しい方向の努力を、適正な時間やれば合格できる。
法律系の資格のなかで行政書士はコスパの良い資格だと思います。
詳しくは私のブログにも書いています。正しい方向で正しい努力をすれば半年から1年で合格できる。そして日本の8士業のなかの一つである行政書士を名乗ることができるようになるのです。
難易度を考えるときに合格率を見る人が多いと思いますが、正直合格率で難易度はわかりません。
例えば宅建士の合格率が17%くらいだから行政書士試験10%前後だとすると宅建士の1.5倍くらいの難しさかな? と思われる方も多いでしょう。
両方取得した私の感触としては3倍は違うと思います。まず受験している人の層が違います。宅建であれば、ただ過去問集を漫然と回転させれば合格できるはずですが、行政書士試験は思考力を問われますので基礎知識を完璧にした上で思考力をフルに発揮させなければ受からないので、過去問の回転のさせ方に工夫が必要です。
その他資格との比較(あくまで私の感じた難易度です)
行政書士>>>宅建士
司法書士>>>行政書士 どうみても3倍くらいは難しいはずです。
税理士>>>行政書士 税理士も学習時間は行政書士どころではないです。ただ、科目別合格が認められるので、努力が報われる資格ではあるかも
社会保険労務士≧行政書士 これは平成27年くらいから急に社会保険労務士が難しくなったからで、もともと同じ難易度だったと思われます。
しかし、思考力を問われる行政書士試験は、人によっては社労士よりも難しいようです。社労士は暗記することが膨大にあり、行政書士は得た法律知識をつかって思考力を働かせないと解けない問題が多く出題されるからです。
たまに行政書士はバカでも受かるなんて 話も聞きますが、
バカだと受からないと思います。
裁判官や検察官、弁護士、司法書士とかだと、行政書士なんて簡単だと言えるかもしれませんが、そもそもそういう身分の方はそんなくだらない発言もしないでしょうから、発言している人は自分は受からないくせに言っている負け犬の可能性が高いです。
受けたらわかると思いますが、相当難しいです。行政書士試験のYOU TUBE講義をしている私でも無対策で受けてもう一度受かる自信ありません。
行政書士試験は相当な努力をしても何年も合格できない受験地獄に陥っている受験生が数多く存在します。
これは行政書士試験試験が思考型だからです。 間違った学習法をとると何年頑張っても受からない。だからこそ初期の段階からこの試験の性質を理解して正しい方向で学習する必要があります。
行政書士試験を突破するための条件
①半年~1年で 学習時間800時間~1000時間(宅建合格者なら600時間くらい)用意できる人
②過去問の回転を毎日コツコツできる人(根性が必要です)
③面倒くさがらず隙間時間を無駄にしないこと
行政書士試験の学習方法
勉強のコツはインプットに時間をかけず、アウトプット(過去問を解く)中心の学習をする。
学習前半はざっくりと細かい事を気にせず分からなくても進んでいくこと。
学習初期の段階で完璧主義の人は失敗します。
過去問を何回も回転させる(合格革命の肢別過去問集がおすすめ)
まずは過去問集を100%近くの習熟度にする。
過去問を100%近い習熟度にする前から、過去問はもう大丈夫だとほかの予想問題集に行かないこと。
令和2年の合格に向けて、行政書士試験の学習方法を動画で上げていきますので、よかったらYOU TUBEのチャンネル登録とTWITTERフォローもお願いします。
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