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誰かに話したくなるビットコインの豆知識を今年もお届けします!

Fintertechデジタルアセットグループの神脇(@H_Kamiwaki)です。
こちらの記事を書いてから1年が経ちました。

今年もビットコインの誕生日をお祝いする記事を年始に出そうと思っていたのですが、年始早々に体調不良となり、記事化が遅くなってしまいました。さて、2023年もビットコインの誕生日を無事迎えましたので、今年もビットコインの豆知識をお届けしようと思います!

ビットコインの表記


日本語ですと「ビットコイン」と書く場合が多いと思いますので、あまり意識しないと思うのですが、アルファベット表記だと大文字、小文字で意味が変わってくるのです。
*実際には、厳密に使い分けている人は多くはないと思いますが、しっかり使い分けている文章や図をみるとニヤっとなります 笑。

システムとしてのビットコインに関しては「Bitcoin」、トレード時のビットコインは「bitcoin(s)」や「BTC」なんです。「XBT」は見慣れない方もいらっしゃると思いますが、私は前職で機関投資家トレーダーだったので、トレーダー御用達の金融情報端末のBloombergで円建てビットコインの市場データを見るときは「XBTJPY」とキーボードをたたいていました。

「XBT」のXはまさに無国籍であるビットコインの特徴を表していますね!ISO規格では、Xは主にコモディティに使われているところもSEC(米証券取引委員会)のゲンスラー委員長から「ビットコインはコモディティでありCFTC(米商品先物取引委員会)による監督権限を支持する」という発言が以前にありましたので、しっくりきますね。ただ、こちらは非公式のISOコードであり、ISO 4217では「BT」はブータンを意味するため、今後公式のISOコードが割り当てられる場合は表記が変わる可能性がありそうですね。
Unicodeの「₿」を表示させるにはwindowsだとIMEパッドから通貨記号を選択するとでてきますので、ご興味ある方はお試しあれ!ちなみに私は「びっと」とタイプすると入力候補が出てくるようにユーザー辞書に登録してあります。

他言語でのビットコインの表記や読み方も面白いですよね。
こちらは今話題のChatGPT(*1)に教えてもらいました!

とはいえ返ってきた内容をうのみにしてはいけないので、弊社の中国人の同僚や韓国人の知人に確認したところ、間違いないとのことでした。
*1 ChatGPTは、マイクロソフト社が出資する米OpenAIが開発したAIチャットアプリケーションサービスです。 

ビットコインのロゴ


では、「₿」がでてきましたので、ロゴの変遷も見ていきましょう!

最初のロゴは金貨の様な背景に「BC」のロゴだったんですね。2010年からは見慣れた「B」に縦線2本を加えた「₿」のロゴに変わっていますが、ゴールド感も非常に強くなっています。2011年からはビットコインのイメージカラーであるオレンジが使われており、ポップでデジタル感がでてきましたね。最初の2つはBitcoin創設者であるSatoshi Nakamoto氏直々のロゴ案なのですが、3つ目はbitboyというこちらも謎の人物がBitcoin Talk(*2)で提案したもので、今日までかなり定着したロゴとなっています。タイバーツ (THB)の通貨記号「฿」と似ている部分はありますが、中国・人民元(CNY)の通貨記号は日本円(JPY)と同じ「¥」が当てはめられていますし、通貨コードが違いますので、こちらに関しては今後も特には影響はないかと思われます。

*2 Bitcoin Talkとは、Bitcoin Forumとも呼ばれる仮想通貨の掲示板サイトです。イーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリン氏もこの掲示板サイトで2014年1月23日にイーサリアムについてアナウンスしていました。

ビットコイン×ゴールド


個人的にBTCは通貨というよりはデジタルゴールドという存在がしっくりきているのですが、デジタルなものをあえて物質化したいという思いがあったのと、私の子どもが二十歳になった時に何か価値のあるものをプレゼントしたいと思っていましたので、2019年に東京のとある工房まで出向きまして、こちらの純金ビットコインを購入しました。「これを渡す20年後はBitcoinがどのような存在になっているのか」に想いを馳せながら帰路についたのを思い出します。購入当時は気づきませんでしたが、上記二番目のロゴを忠実に再現していますね。

こちらはデザイン料込みで約18万円。当時は地金価格が約5600円でしたが、2023年1月現在約8800円になっていますので、金の値上がりでデザイン料分はカバーできたといった状況です。ちなみに、この純金コインでなくbitcoinを当時18万円分買っていたら0.16BTCとなりますので現在約48万円になっていますね。。。 「息子よ、すまん!!!」

工房では、金(ゴールド)について色々とお話をお聞きできたので、機会があれば当時の話を思い出しながらゴールドとbitcoinというテーマで別の記事を執筆できればと思います。

14年目


暗号資産業界は既存金融業界が辿ってきた道を何倍ものスピードで駆け抜けていると言われることがありますが、昨年もたくさんのニュースや事件が起きbitcoinが大きく下落した1年となりました。ただ、実際にはシステムとしてのBitcoinを揺るがす様な事象は1ミリも起きておらず、グローバルなゼロダウンシステムとして14年目突入!という輝かしい記録を更新中です。

さてさて今年はBitcoin周りでどんな事が起きるのでしょうか。
 
Happy 14th Birthday Bitcoin!



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※本記事は暗号資産取引の勧誘を目的とするものではございません。また、本記事やコメントにおける情報についてその正確性を保証するものではありません。

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