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日本国際金融システムフォーラム(GMAC)2020に登壇してきました

こんにちは。川浪です。

2020年2月27日に開催された「第21回日本国際金融システムフォーラム2020〜金融・資産運用業界に求められるデジタライゼーションとDX〜」に登壇して参りました。
日本国際金融システムフォーラムは銀行・証券会社といった金融機関を主な対象とした国内でも最大規模のフォーラムです。
今年はコロナウィルスの影響で開催されないのではないかと懸念されました。イベントの入口で人の体温を計るビデオカメラ(空港の税関前にあるアレ)が設置され、来場者も当初の予定より少なかったですが、運営者の多大な努力の結果なんとか開催されました。

当フォーラムでは7つの講演とパネルディスカッションが行われました(詳しくはリンクをご覧ください)。
そのなかで、デジタル証券(セキュリティー・トークン)取引 ー日本市場の現状と将来展望と題したセキュリティートークンに対するセッションにて登壇させていただきました。
モデレーターは日本FIX委員会 共同委員長・株式会社アイオン・グループ・ジャパンの松原 弘氏、パネリストにスイスの取引所グループであるSIXの最高リスク管理責任者 経営執行委員会メンバー ヨヘン デュール 氏とさすがGMACという顔ぶれです。

セッションでは、まず最初に私から、セキュリティートークンの誕生背景、定義、日本の法規制に関する説明プレゼンを行いました。ヨヘン氏からはSIXが想像するセキュリティートークン市場のプレゼンを行われました。
SIXはスイスの大きな証券取引所であるため、その彼らが自ら証券市場をディスラプトし、セキュリティートークンに注力すると明言しているところは、ひとつ時代の変化を感じずには居られませんでした。
また、セキュリティートークンに対する法規制は現時点で国によって差があるため、ソフトな法規制の国の制度が活用されながら、グローバルなプロダクトとして成長していくだろうということが、パネリスト共通の意見として挙がったことも一つのトピックだったかと思います。


ということで、簡単ではありますがイベントレポートでした!
フォーラム開催のためご尽力されていた主催者の方々には、本当に頭が下がる思いです。お疲れ様でございました。また、このような機会を頂き誠に有難うございました。

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