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【小噺3】人生はマラソンだ!


✅ マラソンの歴史と起源

「人生はマラソンだ!」

一度は耳にしたことのある言葉かと思います。

42.195km。

普通の生活をしていたら、
歩くことも走ることもない距離です。

また、この中途半端な距離も
イギリス王女アレキサンドラの
”ワガママ”というトリビアがあります!

🔽 マラソンはなぜ42.195km?マラソンの起源

1908年の第4回ロンドンオリンピックで、
当初は42kmで設定していたものの、
イギリス王女アレキサンドラが
「スタートは城の窓から見えるように宮殿の庭で、
ゴールは競技場にあるボックス席の前に設置してほしい」
とリクエストした結果、
当初予定していた42kmよりも距離が延び、
42.195kmになったと言われています。

SEIKO

✅ マラソンへの挑戦とその意義

皆さんはマラソンを走ったことありますか?

「人生はマラソンだ!」
の意味も何となくわかる人が
ほとんどかと思いますが、
実際にマラソンを走ってみると
見える景色は変わるのではないでしょうか?

かく言う私は、
2度マラソンを走ったことがあります!

これは、密かに自慢なのですが、
ここで書かせてください笑

ただし、
”キッカケ”は褒められた
ものではありません、、、

実はもともと、
マラソンに関係する仕事に
私自身携わっていました。

スポーツは好きで
運動部にも学生時代所属していたですが、
長距離を走ることは苦手でした。

一方で、仕事柄マラソンの中継(大会)を
テレビで視聴する機会はありました。

その際に、プロであるにも関わらず
リタイアする選手が
意外にも多いことが私は気になっていました。

「根性ないな!」

私はそう思っていました。

しかしながらある日、
「やったこともないのに、意見や評価するのは筋違いなのでは?」
と思うようになりました。

マラソンは誰でも参加できるスポーツです!

インターネットで検索すれば、
全国的に大会が開催されています。

「長距離は苦手だけれども、まずはエントリーしてみよう!」

「どうせやるなら、記憶にも残るようにしよう!」

その年、丁度海外へも行きたかった私は、
オーストラリアの
マラソン大会にエントリーしました🇦🇺

たまたま、そのエントリーのご縁で、
元オリンピアンの先生に
走り方のレクチャーを
2週間に一度受ける機会をいただきました。

そして、
「完走+4時間切り」
の目標を掲げ、
仕事の合間を縫って練習に励みました。

あたなは上位何%?ランナーのフルマラソンタイム分布

実は、「4時間切り」のタイムは、
ランナー全体の中でも
男性の場合上位20%程度に入る値で、
かなり目線を上げて臨みました。

一つの理由として、
「マラソンは練習を着実に積み上げれば、
必ず良いタイムが出るスポーツ」

だからです!

市民ランナー(アマチュアのこと)に関しては、
40代以降自己ベストを出す方も
非常に多いようです。

理由として一番考えられるのが、
「マラソンはタイムを”刻む”もの」
だからです。

1kmあたりで、4分で走るのか?
それとも、3分30秒で走るのか?
その結果として、
42.195km走り切るスポーツです。

ゴルフにも似ているかもしれませんが、
兎に角、ペースを持続させることが
非常に重要です!

車もエンジンを掛けて発進するときに
一番エネルギーを消費します。

発進・停止を繰り返していたら、
大量のエネルギーを消費してしまうことは、
想像に難くないかと思います。

したがって、
ギザギザのペース配分だと
体力消耗が激しくなってしまうために、
マラソンの練習では、
常に一定のペース維持を
身体に染み込ませることが
優先事項となります。

そして、レース中は
”レースマネジメント”が大切になります。

その日のコンディションやレースの雰囲気、
コースや天候を加味し、
給水エネルギー補給を逆算しながら、
レースを展開していきます。

以上のことから、
むしろ仕事やプライベートを通じての
様々な経験、
そして日々の鍛錬が重要であり、
もちろん基本的な体力面を踏まえつつも、
「他スポーツと比較して、
マラソンにおいて年齢は大きな要素ではない」

と言えるかもしれません!

✅ マラソンから学ぶ人生の教訓

マラソンを完走するにあたり、
私が人生に通じると思うことを以下に記します。

  1. ペースを持続させること(継続すること)

  2. 自分のペースで走ること(自分の道を進むこと)

  3. 応援を受けること(礼儀や人徳があること)

実際にマラソンを走ってみて、
本当にキツかったです、、、

少しでも水分補給のタイミングを誤るだけで、
脱水症状となり、
目の前が真っ暗で、
身体が全く動かなくなります!

また、人生にも通じることかもしれませんが、
ランナーズハイ(上手くいっている)の時や
他人のペースに合わせると、
自分のペースを見誤ってしまい(調子に乗ったり、方向性を失う)、
後で倍返しの”ツケ”が回ってきます。

「根性ないな!」

これは全くの間違いで、
マラソンは論理的なスポーツです。

「人生はマラソンだ!」

これはおおよそ合っているのではないかと
私は自分の経験から考えています。

特に意外だったのが、
”声援””応援”のパワーです!

コース沿道からの温かい声が
疲れ切った身体と
諦めそうな心を
奮い立たせてくれた情景が
今でも目頭に浮かびます。

本当に
「フッと」
身体が軽くなるので今でも不思議です。

人生とマラソンを結びつけるのであれば
1点注意が必要だと思うことは、
「どの山を登るか?」
だと思います!

冒頭の動画のように。

それをしっかりと定めて逆算し、
マラソンのように
日々積み重ねていけば、
きっと思い描いた理想の
ゴールテープを切ることが出来ることでしょう!

私でも目標の
「完走+4時間切り」
を達成出来たので、
やれば誰でも出来る!!

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