じぶんではなをかめるかな
深見春夫さんの書かれた絵本です。
2020年1月に出版された新作絵本ですね。
ユウタくんは鼻を上手にかめません。
だから、鼻水が出ても自分でかもうとしません。
ある日、力を入れて鼻をこすると鼻が真っ赤になって
ユウタくんの顔から鼻が逃げ出してしまいました。
逃げた先に現れたのは、ティッシュの神様です。
ティッシュの神様に色々アドバイスを貰って、ユウタくんは自分で鼻がかめるようになるストーリーです。
神様がディッシュで鼻をかむときにどんなトレーニングをしたらいいのか細かく教えてくれます。
口を結んで鼻でディッシュをひらひらさせるトレーニングや、
小さく丸めたディッシュを片方の鼻につめて、フンと吹き出すトレーニングなどが書かれています。
そして、最終目的の「鼻をかむ」までのやり方が丁寧に書かれています。
監修しているのが守本倫子さんという医学博士が担当されていて小児耳鼻咽喉科が専門の方なようなので、内容も納得です。
鼻水が出て鼻をかむ必要になる前にこうしたトレーニングをしておくと、実際に風邪を引いたりしたときに役立つかもしれません。
我が家は、はみがきの時もそうなのですが、絵本の力ってとっても助かっていて、親が言ってもなかなかやってくれないことも、絵本だと素直にやってみよう、試してみようという気持ちにさせてくれるのが絵本の醍醐味のひとつかもしれません。
余談ですが、「紙」と「神」のだじゃれなんだと思いますが、
4歳の娘にはまだ難しかったようです。(笑)
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