いぶくろちゃん

平田 昌広 (さく)、 平田 景 (え)

ストーリー

ここに　いるのは
いぶくろちゃん。
くちから　はいった
たべものが
さいしょに　おさまる
ところです。

胃袋がぐうぐう鳴って、
お腹が空いて、
食べたものが
バナナとみかん。
しかし、皮ごと食べてしまいました。

胃袋は痛くなって、苦しくなりました。

バナナとみかんは
皮を脱いだのですが、
「二人とも、もういいから
皮をもってここから出て行って」といいました。

皮の中身は溶けていき、
身体の栄養となったのですが、
皮だけが出て行きました。

その先はトイレ。

バナナとミカンの皮をトイレで流します。

詰まらないか心配ですが、

「かわ　だけに　よく　ながれるでしょう」

というオチまでついている話です。

レビュー

面白い仕組みで、
縦にもって
自分の身体にあてて
胃袋の様子がレントゲンで見ているような
そんな感じになれる絵本です。

実際の読み聞かせ実演動画がありましたので
こちらも参考にしてみてください。

絵本の絵柄もかわいらしい絵柄で、
娘は４歳にして医者を目指しているだけに、
身体の仕組みの話は大好きみたいです。

この絵本を、自分の胸にあてて
のぞき込むように読み聞かせを聞いています。

最後の、オチも、皮だけに川にながれるとは、
なんとも、個性的な絵本だなと思いました。

いぶくろちゃん (ライブえほん)