見出し画像

素敵に感じる基礎8:「人」として

※ 55歳の今、介護をした私は やはりH先生を女性として尊敬してやまない。人として守り抜くことの大切さを改めて感じます。
また、現状に甘んじないことの大切さ、自己研鑽の大切さも先生のお陰です。
  

人として どう有りたいか。
どのような大人になりたいか。
どのように歳を重ねたいか。

若い頃も自他の苦労に対して何らかの思いはある。
しかし、歳を重ね、現実をまともに経験すると人の苦労は特に、重みを増すし、目を閉じ 当時の「その人」に思いを寄せることもある。

今 思うと、一番最初に心に刻まれたのは、この方だったと思います。
時は昭和。今は、様々な分野で客室乗務員がいるけれど、ご存じのように初代は航空会社。
憧れ、花形そして高嶺の花の職業である。
当時、今で言う 大手航空会社2社の客室乗務員への勉強をしていた私は、専門の教育を受けていた。
J航空(系)は きつね顔、A航空(系)は たぬき顔・・・と、当時 言われるくらい、各社の雰囲気=顔立ちや化粧方法も分かれていました。
J航空の客室乗務員は羨望の眼差しで見つめられてました。
教師だった その女性(H先生)は、元 きつね顔の客室乗務員でした。
キリッと涼やかな目元で、いかにも その業務であったと言わんばかり。
淡々と話す。昭和の高嶺の花の華。

昭和中頃の面接の一次は、自己PR。二次は筆記、三次は体力測定ほか。

ほぼ自己PRで落とされていました。
自己PRは確かひとり3分。面接室に入ると緊張の糸が、他の面接と違う。
過去の面接で最強(恐)。
急に泣いたり、叫んだり、失神する人物もいるくらい。
もちろん、そうなると落とされる。
(機内では何が起こるかわからないため、体調はもちろん、感情コントロールが出来ないと致命的である。)

ここから先は

763字

世の中に出て働き 得られるのは情報だけではありません。 あなた自身の基本・基礎・・・人生において必要な軸も得る事になります。 先人・先輩方…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!