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あたちのゼイタクなのさ♪

手を出してごらん♪
美味しいものを上げよう♪

窓口で顔なじみのおじいちゃんが掌にのせてくれたのは有名メーカーのカンロ飴一つ。
20代の私は、思わずムムム・・・(´ε`;)だった。
何故 カンロ飴だったのか疑問だった。

昨今出先で思い出話になった。
そこで自分の口から出た言葉でカンロ飴の意味がわかったのである。
きっと皆さんの中にもいらっしゃるだろう。

・不二家ミルキー
・サクマ式缶入りミックスキャンディー
・サクマのいちごみるく

これは私の好物である。
そう・・・思い出話で口馴染みのいい飴が出たとき・・・

ミルキーと缶入りキャンディーのイチゴ味といちごみるくは、どんなに贅沢な世の中になっても、これらが一番の贅沢♪
缶入りキャンディーのハッカ味が出たときにゃ~ 子供ながらに凹んだ!

っと言い放ってしまったのである。
その時、カンロ飴の意味がわかったのである。

美味しいものをあげよう♪

私のお菓子の贅沢はミルキーなどなら、きっとおじいちゃんの贅沢なお菓子はカンロ飴だったのだろう。
くれるときの顔は毎回幸せそうだった。
毎回 袋で持ち歩いていた。

価格が高いのだけが贅沢品ではない。
幼い頃から与えられた最初のお菓子で好物ほど贅沢に思えるものはない。
店先でカンロ飴や黄金糖の袋を見かけると、顔をほころばせて嬉しそうに飴を差し出すおじいちゃんの姿が時々目に浮かぶ。
忘れられない思い出の一つである。

あなたが幼い頃から食べてる贅沢と思えるお菓子は何ですか?
お子さんがいらっしゃる方は、もしかすると 自分の幼き頃からの好物お菓子をお子さんに与えているのでは?
また それがお子さんにとって、大人になっても 大きな幸せを感じる贅沢になることを願っています。
カンロ飴を差し出し幸せそうにしていた おじいちゃんのようにね♪