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鏡でなく・・・

以前の職場に専門科もあり、同じ趣味のDrもいて心理学的なことは少々。未だに忘れないことであり、相変わらず 先人たちの残した言葉と比例していると思うことがある。

・ 子供の様子を見ると、家庭の状況が見えてくる。

子供が苦手な食べ物は意外と、親御さんも苦手な食べ物だったりする。「おままごと」で、大人の真似をして子供同士会話をしている内容から、家族間・夫婦間の様子がうかがえる。(先の投稿にもあるように)子供に絵を描かせると・・・(裕福の有無関係なしに)家庭内が円満な環境に育った子は、カラフルな色鉛筆で沢山の色=明るい色を使い、画用紙いっぱいに好きな絵を描く。

未だに忘れない映画がある。日本ではホラー映画として扱われたが、本国では「サスペンス映画」として作られたことが後にわかったのだが、

・ サスペリア 2(1かな?)

この映画の中で、主人公の殺人を目にした子供時代に描いた絵が出てくる。内容は残酷なため ココでは控えるが、やはり ここでも子供が第三者に何かを訴えるのに「黒」をある部分に多く使われていた。また、絵の表現が目にした人物(犯人)を擬人化して描いている。

また、こんなこともある。子供さんの苦手な食べ物は、意外と親御さん(主婦・主夫)と比例しているときがある。これは、親御さんが苦手な物を子供には食べてもらおうとするのだが、作り手本人が苦手なために 調理段階で補えないのが原因のこともある。子供さんにも食べてもらうためには、一緒に克服することを目的に調理方法を変えることをおすすめする。

親子関係に関係なく、子供さんの周りの環境は何らかの形で「素直=正直」に子供さんにでます。(子供さんの声色なども、環境をあらわしていることがあります。)

最近 耳にする「子供への虐待(いじめ含む)」。これも訴えがあった時点で「絵を描かせたり」して、客観的に見つめなおせないかと思っている。また、歩いている子供さんの姿を見て気になるお子さん(子供とは思えない表情で暗く何か悩んでいる様子がある)には明るく声をかけるようにしているのだが、時折 表情が硬いときがあり気になることがある。たまに、親御さんと歩いていると原因が見えてくることもあるくらい。

子供って、鏡でなく・・・親子だな~って思えるほど「生き写し」です。豊かな環境って、どんな世の中でも大切だと思います。