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つまらぬ思い出などないんだぞ♪

・・・と、ちびまる子ちゃんソックリだった小学一年生の私が叫んでいる。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪


新聞の記事・コラムは気に入れば、最初に読む・探してでも読む。

昨今 西日本新聞で俳優 イッセー尾形さんが「『今』をまとめて」という投稿をしている。
挿絵もご本人の良さが出て「探して読んでいる。」が、今回の投稿がジーンときた。
どんな思い出も本人にとっては印象深く、人にとやかく言われたくない大切なんだ、だから残すというような内容である。

たった一つの どうでもいいことなはずなのに忘れないことが、今の自分に元気をくれる。
小さいことなのに忘れない。
イッセーさんにもそソレがあった。

私もある。
・神経質 ・真面目  ・怖がり  だった幼い頃。
補助輪なし自転車に乗れなかった。
「骨が折れるかもしれない」「倒れたら痛い」でなかなか。

乗れたのは、大変遅く中学一年生の夏である。
自宅近所の車両の少ない道で練習の日曜日。
乗りたい気持ちはあるが、勇気・根性がない。

親からは「目先でなく、遠くを見なさい」と。
だが 前輪のちょこっと先ばかり。( *´艸`)

ある日、乗れないくせに練習している自分に嫌気がさしたのか、
気持ちの変化が突然に。

♪ あの「太陽」見て 乗ってみようじゃん!とジワリ。

「〇〇ちゃん、乗れてるじゃない!!!!」

「へっ!?」
そう・・・漕ぐ 漕ぐ・・・ペダルをぎゃんぎゃん漕いでるのである。
脇からの車を止めてまで漕ぐ漕ぐ( *´艸`)

そう・・・まっすぐの道の遠い先にある老舗スーパーマーケットのトレードマーク「太陽」の真っ赤な絵を考えてない頭で見たところが乗れた♪

それからは、毎日 学校から帰ると練習だった。
「太陽マーク」見て。

ちょっと お姉ちゃん=大人になった気分だった。
だから、自転車と「太陽マーク」と乗れた思い出は大切。
確かに「どうでもいいこと」かもしれないけれど、イッセーさんと同じで忘れない・忘れたくない思い出である。

あなたは、イッセーさんや私のような こんな思い出・思い入れのあることがありますか?
あるなら、大切にね♪

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Cohibaのちょっと 一息♪

♪ 宣伝広告ではありません。
   歴史ね。

「太陽」マーク。
地元初のスーパーマーケットだった「サニー」。
経営が「岩田屋」「西友」「ウォルマート」と変わっていった。
いつの間にか太陽マークは消え、アルファベットへ。

実は ここでも思い出があって、初アルバイトは「岩田屋」時代に店内にあった直営の花屋さんでした。
アレンジメントや花束を作りました。
今は24時間営業かな、当時は早くに閉店で集められたレジの小銭を集計するところも、お手伝い。
思えば、経理的な作業はココが最初かもしれません。

今回 経営が「イオン」へ。
「いよいよ サニーの文字まで無くなっちゃうのかな?(T~T)」と寂しく。
しかし、地元福岡の老舗の名前は残してくれるという嬉しいニュース。
何より 人が入れ替わっていてもジワリ岩田屋時代の方も残っていたり。
福岡で愛された スーパーサニー。

何時の時代も 引き継がれ愛され続けていただきたいと願っています。

※ 現・西日本シティ銀行 平尾支店のあたりにあったサニー。
  昭和という時代背景で、百貨店級にゴージャスでした。
  懐かしい思い出ですね。