大震災から25年目
※ 下記に出てくる本は、世の中に出ている地震に関する本の中で一番抜け落ちている部分「震災中(揺れ始めからビル倒壊が始まる時も含む)・震災直後」にすべきことを阪神淡路大震災の被災者の意見をもとに作られています。とても大切なことです。是非 御読みいただきたいと思います。
例)学校から帰宅途中 友達と会話中に大震災。さて貴方は3つの中のどの行動に出る? ※ 各一つ一つの生存確率が%で出ており、対処方法もあります。
※ 災害が起こるたびに発表される、今後来るであろう大震災の「予想死亡者数」。その人数の中に、あなたは自分もカウントしてますか?
と尋ねられたら、皆さんは如何でしょうか?私は、息をのむほど絶句しました。これは、
「震度7 の生存確率」
という本の前書きにあります。そのあとに、
何処か 他人事と思っていませんか?
と続いたら、死亡者数に自分をカウントしてないことを思い知らされて、これまた 絶句でした。
福岡西方沖地震を経験した私でさえも、自分や関東に住む兄弟たちをカウントできない。自分や自分の周りの親しい人はカウントしたくないというのが本音と思います。しかし、この問いかけは痛いところを突いている。
著者は言います。
2000年に入っても繰り返し災害が起きているというのに、残念なことに新たな被災者が出るたびに、「想定外だった」「自分のところで、こんなことが起きると思わなかった」と。
大地震が来るとわかっていても、どこか他人事と思っていないかと問いかけている。
阪神淡路大震災から25年。
私たちは、本当の怖さをわかっていないのかもしれない。大震災について勘違いしているのかもしれない。
本の中にサラリと・・・しかし 重い言葉が残されている。
※ これからくる地震は、過去にないほどの規模の災害と。
関東大震災・阪神淡路大震災・東日本大震災・・・これらより大きいというのである。しかし、私は情けないことに自分や親しい人々を「死亡者数」にカウントできない。やはり 他人事なのだろう・・・。
25年をむかえる明日。私たちは何を思う?