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景気が良い時こそ、危機感を

※ 常に、危機感を持って過ごすこと。

これも、先人たちが残した言葉です。

衝撃的な記事を目にした。

※ 既婚・未婚問わず、今の50代で預金を持っている人が大変少ないこと。将来、必ずくる老後の資金に大きな不安を抱えている人が多いこと。100年人生に追い付いていないこと。

50代と言えば、オイルショックや高度成長期を経験した親御さんに育てられ、またバブル期に青春を送った世代である。コツコツと努力し「手にしていなかった様々なことを手にしてきた」世代でもある。

※ 祖父母・親の背中を見て、また、バブル期に転落していく人々を見て、人・お金・物の有難みを痛いほど理解し、積み上げた世代である。

20代の頃に、当時 40代以上の方々の収入を耳にしていた。毎年「2倍」「3倍」に膨れ上がる収入で華やかな姿に「少々」憧れていた。(国産車から高級外車へ乗り換える姿も多くなった時代である。)「少々」。

・ 続かないのでは・・・この調子でいくと、働かなくて良くなるじゃん。この景気・・・変だ。

この後、バブル崩壊である。40代・・・後半?の頃、私と同じバブル期に青春時代を送った人々の その後の姿が大きく2つに分かれていることが、日経に載っていた。それも、一気にセレブ化した人々のその後である。

時はおりしも、皆 親になっている。景気が続かないことをよんでいた人々は、老後や孫世代の将来のことを考え蓄えを残しつつ、継続して積み上げていく人。子育てが終わり「夜遊び」再開しても、電車で深夜0時までには自宅に戻る。電車である。「ほかの乗り物に乗るくらいなら、孫に小遣いやるわ」と意気込む。真逆の人は、この逆である。

若い方に伝えたいことは、景気の動向に振り回されないこと。(ある程度の蓄えを作っておき)まずは 50前後を照準に老後のことも考え、社会へ出てほしいこと。これを照準にすると、目標が老後のことなので「無駄な金銭使い」を自然にせず、「大きな金額を大きく動かす」ことを学びます。これは、途中にある結婚にも「自然に」出てきます。

特に、先の諸先輩方が残した経験のように、景気が良い時が一番危ないこと。不景気が「普通」であると思って頂きたいこと。常に、自分の身の置き所を「危機的環境」と「錯覚」し過ごす方が最善であること。

※ 常に危機感を持って過ごすこと。

早くて30代・・・遅くても50歳前後で、人生 分かれますから。