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83歳に、万歳!!

連れていかれた場所は、地下室。四畳半くらいの狭い部屋に机とテレビ。机の上には・・・

総天然色のバラ色の本が山積み(※ 昔の総天然色と言われていた本とは・・・昭和のお兄さん方に聞いてください)

その前で「相変わらずね~!!それは、しまってくださいよ(笑)!! 新人の受付(医療)事務の〇〇さんよ。宜しくね」と。

私は総天然色の本の山に目は釘付けで、苦笑いしつつ「よろしくお願いします。」。苦笑いの理由は、

その本の読者が、83歳のお爺ちゃん3人(経理で83歳のお爺ちゃん含めると4人)であること。その本を見て、25歳の私は恥ずかしいどころか、お爺ちゃんと本のギャップに苦笑いの後、大笑い。思わず・・・「これ、お爺ちゃんたちが読むんですか?」と。

「そうたい!!若返る!!」と開いて見せるから一層大爆笑。3人とも同時に開いて見せるから「目もチカチカ。星が出る」

緊張感どころか、親しみを感じた。皆さんに出会って・・・恋愛・結婚・・・彼氏の事とか、公私ともに悩みや世の中のわからないことを相談しました。当時、皆さんが真剣な眼差しで答えてくださったことで わからなかったことが昨今 わかってきてます。気が付かなかったことは、どの答え=言葉も「深い意味があること」。今更のように刺激として思い出されることもあること。

皆さんが私に残したこと、若い人に残していこうと日々思ってます。若い人や同世代・・・親や身内とは違った視点での言葉は、どんなに時代が変わっても・・・

※ 最先端です。み~んな、綺麗さっぱり他界しちゃったけど・・・今の世の中でも最先端なんて凄い!って思います。

総天然色大好きだった 83歳のちょい悪爺ちゃんたち、さんきゅ~!!わたしゃ、がんばるぜ!!