腎臓がんステージ1とロボット手術
腎臓がんが見つかり大学病院でロボット手術を受けた話です
今後同じ病気になった方の不安を少しでも軽減できたらと思いまとめます
プロフィール
年齢:37歳
性別:男
業種:ITコンサルタント
役職:シニアマネージャー
家庭:既婚、妻と四歳の長女
病名
右腎臓がん(3cm大の悪性腫瘍)
治療に要する期間と拘束時間
定期人間ドックの腹部超音波で腫瘍が発見された日から、手術・退院日まで56日
通院:
平日10日(うち4日は2時間程度、2日は5時間程度、4日間入院)
休日3日(全て歯医者。1時間)
退院後4日目で仕事復帰(手術からちょうど1週間目)
治療コスト
36万円:35万円診療入院費(含む歯医者)、1万円交通費
保険料、給付金
生命保険による入院給付金:10万円
社会保険組合による給付金:31万円
結果差し引き+5万円の黒字
術式
ロボット(ダビンチ)手術による右腎部分切除
病院
健診センターで紹介状が出て大学病院を選ぶ際、腎腫瘍手術の症例数の最も多くロボット手術件数の多い大学病院を選択
前提事項
・右腎臓上部に3cm大の悪性腫瘍。よってロボット手術により、5%の腎部分切除が可能
・入院病室は大部屋。よって、追加部屋代なし
その他補足
恐らくがんの中でも、超早期発見かつ高速治療のケースにあたると思われます。2カ月弱かかってますが、手術日の予約がなかなか取れなかったためであり、上記の通り拘束期間は、10日もありません。
歯医者は全身麻酔の為にクリーニングを勧められましたのでいきました。呼吸管が口から入るので、グラグラした歯があると危険だそうです。
ロボット手術では切開の傷も浅いため、術後の回復も早いです。お腹に1cmの切り込みが7か所入り、そこからロボットアームが入って、腎臓の一部をがんごと切り取って取り出します。医療技術の進歩は本当にすばらしいものです。
そして定期人間ドックの腹部エコーで発見できたことも幸運でした。3cm大だと自覚症状もゼロであり、健診でしか見つかり得ないそうです。定期健診を義務付けている国に救われたともいえます。
さらにワンタイムの手術費用や入院費自己負担が高額であったとしても、2万円を超える月額費用は社会保険組合から給付金がでます。生命保険も入ってましたので、結果として先端医療を無料で受けることが出来ています。日本人で本当に良かったと思いました。
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