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週刊YSD House 第7号: 離乳食作り、Armってなに、冷麦はじめました、東京都知事選

 こんにちは。吉田です。
 連日かなり暑い日が続いていますね。関東甲信越では例年6月初旬に梅雨に入りますが、今年は平年より二週間遅れ、6月21日頃に梅雨入りしたそうです。梅雨といってもそんなに雨が降っている印象はありませんね。
 農家の方たちは梅雨の時期の雨量によって、野菜の生育が良くなったり悪くなったりするので、最悪の場合育てていた野菜を全廃棄することもあるそうです。そのために何種類もの野菜を並行して育て、リスクヘッジをしています。NHKの記事では、本来みずみずしいカブに水分が全然行き渡らず、栽培していた500kgを全て廃棄したということですが、野菜を160種類育てているということで大丈夫なのでしょう。何事も卵を一つのカゴに盛ってはいけないということですね。

離乳食作り

 息子が間も無く1歳を迎えようとしています。第1子なので、初めてのことばかりでいろいろ戸惑うことが多かったですが、0歳の時期が終わるとなると名残惜しいですね。子供の成長を願う反面、まだ言葉も話せず体も小さい今の時期が本当に可愛く、このままの状態でいてほしいというわがままな気持ちもありますね。
 さて、我が家では毎週一週間分の離乳食を作って冷凍しているのですが、離乳食作りというのは結構な負担ですね。

1週間分の離乳食

 二人がかりで2時間くらいかかります。我が家は比較的時間がある方なので作っていますが、忙しいご家庭では市販のベビーフードを利用した方がいいでしょうね。我が家でも出先などではもちろんベビーフード食べてます。
 0歳児の食べる量とはいえ、一週間分を作り終わる頃には結構な疲労感があるので、二人で乾杯します。離乳食作り終わった後のビールは美味いです。まあこの離乳食作りというのも、今しかできないことなので、楽しんで頑張りたいと思います。

Armについて

 SoftBankの孫正義さんはAIにかなりの期待を寄せていますね。今回はAIと関連して、SoftBankが買収したARMについて少し掘り下げて書きたいと思います。
 ARMは英国で1990年に創業したテクノロジー企業です。コンピュータで使われるプロセッサを設計しています。プロセッサとはコンピュータ内のデータ処理を行う部品全般を指し、CPUやGPU、キャッシュメモリなどを含みます。ARMは自社で設計したプロセッサのアーキテクチャをライセンスすることで収益を上げています。つまり、設計はするけど製造はARMではない他の企業(QualcommやApple)が行っています。
 ARMはAdvanced RISC Machinesの略です。RISCとはReduced Instruction Set Computeの略で一つ一つの命令を単純化することにより効率化させるプロセッサを指します。RISCに対して、一つの命令で数多くのことをさせようとするプロセッサのことをCISC(Complex Instruction Set Compute)といいます。RISCの代表がARMでCISCの代表がIntelです。
 CISCの代表であるIntelのパソコン向けプロセッサX86は消費電力や大きさを度外視してひたすら性能を高めるべく進化してきたのに対し、RISCの代表であるARMのプロセッサは消費電力や大きさなど、さまざまな制約を前提として快適に動作するよう進化してきました。
 その結果、ARMベースのプロセッサは消費電力の低さが重要なスマートフォン市場で広く使われることになりました。多くのAndroidで使われるQualcommのSnapdragonシリーズはARMベースのプロセッサです。最近ではスマートフォン市場だけでなく、ノートパソコン市場でもプロセッサへ求めるものが変わりつつあります。単なる絶対的な性能ではなく、消費電力あたりの計算能力を評価する時代にシフトしつつあり、ARMがノートパソコン市場でも幅を利かせ始めました。
 AppleのiphoneではARMベースのプロセッサが使われており、MacBookでももともとIntel製のプロセッサが使われていたところ、2020年のM1チップからARMベースのプロセッサに移行しています。WindowsパソコンでもIntelやAMDのプロセッサが大多数でしたが、最近マイクロソフトから発表されたAIパソコンと言われるcopilot+pcではArmベースのプロセッサであるQualcommのSnapdragonが使われています。
 

 ソフトバンクがARMを320億ドルで買収したのは2016年です。孫正義さんは8年以上も前からARMに目をつけていたんですね。そして、そのプロセッサが近年みるみるうちに市場に浸透してきているからこそ、孫さんの熱量がすごいことになっているんですね。
 ちなみにARMはイギリスに本社を置く企業ですが、1998年にNASDAQに上場し、2016年のソフトバンクによる買収により非上場になりました。その後、2020年にはNVIDIAに買収されかけましたが、独禁法の観点から白紙になり、2023年9月にNASDAQに再上場しています。ソフトバンクによる買収額が約320億ドル(当時の約3.3兆円)で再上場時の価値は600億ドル越え(9兆円越え)なので、7年間でかなり価値が上がったことになります。
 僕もなけなしのお金をNASDAQに投資しているのでこれからもARMの成長に期待したいと思います。また、僕はNVIDIAやIntelやAMDやQualcommが含まれるフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)にも投資していますが、こちらの指数には残念ながらARMは含まれません。これは、ARMがアメリカではなくイギリスに本社を置いていることや、ARMのビジネスモデルがプロセッサの製造ではなくあくまでライセンスだからみたいです。

参考資料

冷麦はじめました

 夏といえば我が家ではよく冷麦を食べます。そうめんとよくにていますが、乾麺の状態で1.3mm未満がそうめんで、1.3mm以上1.7mm未満が冷麦になるそうです。そうめんは細すぎて食べて感があまりないのですが、冷麦だと満足感が得られます。ベースは白だしにして塩揉みしたきゅうり、おくら、ミョウガ、梅干し、温泉卵をのせてみました。シンプルですが暑い夏でもするするたべれるのでおすすめです。

温泉卵成功した!!

あとがき

 都知事選もあっという間に終わりましたね。
 無名ながら5位につけた安野貴博さんはめちゃくちゃ優秀そうに見えました。テクノロジーをフル活用して政治に活かそうとする姿は、僕の目にはとても好印象に写っていました。言葉は悪いですが、これからの東京や日本をより良い方向にするには安野さんのような人材をフル活用すべきだと思います。
 2位の石丸さんはyoutubeをよく見る若年層世代から得票数が多いみたいでした。僕の会社の若手もみんな石丸さんに投票していました。僕も安芸高田市長時代からチェックしていて、橋下徹さんみたいな人が出てきたなと思っていましたが、典型的な上から目線エリートという見方もありますね。まあ政治家はみんなそんなもんかもしれませんがね。今の若者は、若くて強いリーダーシップのある政治家を求めているんでしょう。2位と言えども1位の小池百合子さんには完敗だったので、彼ら若者の一票では何も変わらないことを痛感させられたのではないでしょうか。
 3期目の小池百合子さん。今回の都知事選の感想を一言で言えば「小池百合子強すぎる」でした。事前にyoutubeでいろいろ見ていると、小池さんに勝つのは絶対無理という意見が結構あったのでほんまかいなと思っていたのですが蓋を開けてみたら本当に圧勝でしたね。小池さんに勝つにはそれ相応の人物が立候補しないとダメですね。東京は小池都政のもと、良くも悪くもない日常がこれからも続いていくのでしょう。ではまた。

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