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【幼児教育】英語を”あえて”勉強させない理由

こんにちは!ヒルネコです。

前回は、
息子には、これからの時代を生き抜くため、
自分が好きなことで人生を切り開いていけるチカラを持って欲しい。

そんな想いで、教育について調べてきた話について

かなり熱ーく幼児教育に関して語らせていただきました。
ご参考↓

これだけ色々と考えていますが、
「英語」だけはあまり熱を入れていません。

息子が自ら興味を持つことに対しては答えるし、
英語の動画を観たい!と言われたら見せてあげます。
英語に対して絶対的な壁を作っているわけではありません。

インターナショナルスクールも検討したし、
英語塾も考えたりもしました。

そういうところで、聞く殺し文句は、
「英語脳が作られるのは○歳まで!」
「英語耳が作られるのは○歳まで!」
科学的根拠は〜。
とかいうものたちです。

えぇー!今やらせないと、英語できない子になるーーーーーー!
と焦らせる作戦ですヨネ。

簡単には踊らされないヒルネコ(←笑)は、
色んな側面から考え、息子には英語をやらせない。と決めました。

その理由をご紹介します。

10年間、グローバルな現場で働いて感じること

はい、私リアルに約10年間、めっちゃグローバルに仕事してきました。

現在は、アメリカの会社で働いているので、
基本アメリカ人との打ち合わせです。

過去には、欧州向けの商品をシンガポールの設計者と打ち合わせして、
マレーシアの工場で作るために交渉したりしてた時期もあります。

海外出張も挙げ始めたらキリがないくらい行ってます。

で、思うことなんですが。
英語で苦労してます…!笑


・・・苦労してるんかい!笑


はい。正直、めっちゃ苦労してます。

英語がもっと簡単にできたらもっと仕事簡単だと思います。
ほんまに、英語喋れる人頼りになる。

ただ感じるのが、
最近、めっちゃ仕事しやすくなってきた。
ということ。

それは、ヒルネコの英語力が伸びたからでは決っっしてなく(なんでや)、
ツールが充実してきたからなんです。

一昔前のGoogle翻訳なんてほんま酷いもんでした。

最近のGoogle翻訳はだいぶ良くなってきていることに加え、
DeepLって知ってます?

翻訳性能ピカイチ!!!

DeepLに出会ってからの英語の仕事の捗りようったらないです。

翻訳ソフトも充実してきたし。

更には、Chat GPTでしょ。

頼りになりすぎる。笑

こんな状況を見ていると、自分で英語が話せなくても、
コミュニケーションが取れる時代が来るんじゃないかなーと
肌で感じています。

英語が仕事で使えるとは

英検とか、TOEICとかありますけど、
英語で仕事ができるっていうのは、
そういうのでは測れないと思っています。

仕事で使う英単語は、恐らくその仕事に関連する
専門用語だと思うので、そのタイミングで覚える必要があると思いますし、最低限の文法は必要かもしれないですが…

結局はコミュニケーションですよね。

言語が通じないかもしれない恐怖をさておき、
言葉を出してみること。身振り手振りを加えてみること。
などなど。

そういったメンタルの方が大切になってくると思います。

英語は日本語ほど繊細な言語ではありません。
ちょっとしたニュアンスの違いで日本語は単語が変わりますが、
英語はもっと単純です。

雑に言えば、簡単な英語で伝われば良いのです。
(こんな言い方したら嫌われるかも。なんて恐れがない)

その雑さで前に進んでいけること。

それが英語で仕事ができること。だと私は思います。


英語脳を育てる代償

前述もしましたが、

「英語脳はいつまでに作らないとダメです!」
なんていう、セールス文言について。

みなさんは、英語脳を作る代償って考えたことありますか?
※ここでいう英語脳とは、日本語も英語も同じくらいネイティブ並みに 
 話せる人のことを指します。

1つは、物事を深く考える力が欠如する。ということ。

言語学者の友人が教えてくれたことなのですが、
例えば、コップを見て。
英語脳がある子は、「コップ」と「cup」の二つが頭に浮かびます。
英語脳がない子は、「コップ」が頭に浮かびます。
次に考えるのは、「白いな」「丸いな」「この曲線は綺麗だな」などかもしれません。

コップを見るという例が良いかはわかりませんが。笑

英語脳がある。ということは、その分脳のキャパシティが侵されるということなんですよね。

もう一つは、コミュニケーション能力が下がること。

んん!?世界でコミュニケーションをとれる子にしたくて英語を習わせるのに!?

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

これが本当なら、本末転倒ですよね。

英語をネイティブ並みにできるようにするということは、
相当な時間を英語に割くことになります。

言語の習得に時間を割いてしまうと、言語を使って、コミュニケーションをとる時間が著しく少なくなってしまうのです。

周りの子達が、母国語でなら母国語で、いろんなコミュニケーションを学んでいる間に、言語習得に時間も脳のキャパも奪われてしまいます。

幼児の時期にやるべきことって、本当に英語の言語習得なのか
私は疑問に感じました。

最後に

色々と語りましたが、
以上の理由から、息子には英語をすすんで勉強させないようにすることを決めました。

あ、ちなみに。

英語をネイティブ並みにするのではなく、
受験勉強が楽になるよね。程度にするのは、
全然ありだと思います!

単なる先取り勉強ですヨネ。

参考になれば幸いです!



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