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Finance Head着任後約1か月の状況@外資系企業バンコク勤務ワーキングマザー

早いもので、バンコクに到着して約1か月がたちました。
仕事の状況はまあまずまず・・・かなと思いますが少し振り返りをしたいと思います。なお、タイトルに書いた通り、私はタイ法人のFinance Head(CFO)として着任しています。

日本のような引継ぎは期待しないこと

これは、前任者の性格かもしれないが、私の前任者からの引継ぎは約2時間、口頭あるいはエクセルへの殴り書きのみ・・・ハイレベルすぎて質問あるか?と聞かれてもむしろ「それだけだとほとんどわかりませんが・・・」状態。1回1時間やってもらい、追加でお願いしてもレベル感が変わらず計2時間。数か月前に既に別の役職に異動しており、非常に忙しい事もあり仕方ないか・・・と思い、諦めて部下や周囲の人たちを中心に、必要な事は説明してもらうようにしている。

カオス状況もあり...

毎日、かなりの量の承認依頼がメールボックスを埋め尽くしていて、色々な社内ポリシーをまず理解する事から始めなければいけない。タイ語の書類はもちろん読む事も出来ないし(短文ならGoogle翻訳も可能だが)、税務ルールもかなり複雑。
昨年設立した税制優遇を受けているRegional Officeの法人に人が今後さらに移ってくるが、その経費・請求処理/経費・CF予算管理や税務対応全体を取り仕切っている人がおらず、今までのOperationの不備が指摘されているし、別の事業部門に経費がレポートされてしまっていたりもする。紐解きながら正していき、今後おそらくGlobalに対して資本注入の提案も必要。タイの投資委員会や税務当局への必要レポート要件も今のチームがどこまで理解しているのか疑問。

一応社内ルールの概略はわかる

助かっていることは、法人は異なっても、基盤となっている社内のシステム・ツールは共通だし、ビジネスのフレームワークも同じ、Regionやインドのシェアードサービスなど横の繋がりもある、のでさすがに外から採用される人に比べるとAdvantageはかなりある。カオスのデータも、一応自分である程度紐解くことも出来る。ただし、いままで使っていたツールがいきなりタイ語になっていて、まずは言語変更をするのに人のサポートを仰がなくてはいけなかったりもする。

人間関係は良好

会社のカルチャーもあると思うが、基本的にタイ人の同僚はフレンドリーで親切。外国人は大変だよね、と理解し合える昨年異動してきた韓国人の同僚がいる事もあり、まずまず働きやすい環境。

課題が見えてきているという点はポジティブにとらえよう

最初はまだそんなにやることもなく暇なのかな?と思っていたのですが、
今月後半になって、自分のために使える時間があっても、色々やっているとあっという間に時間が経ってしまっている状況です。
英語ももう少し上達したい・・・という事もあってそこに多少時間を割いている事もあり、結構日々フル回転状態ではあるのですが、1か月で色々見えてきている事自体はポジティブにとらえ、今後色々と進めていければと思っています。
また、ビジネス関係の予算管理は、部下のManagerが比較的しっかりやってくれているので、すぐの心配はないのですが、色々中期的な課題はあるので今後理解を深めていきたいです。

娘は幼稚園を楽しんでいる模様

娘は楽しく幼稚園に通っているようで、簡単な英単語を口にするようになってきた、との報告もありました。皆と同じカリキュラムにはついていけませんが、補助の先生がついて、一緒に課題をやったり絵を描いたりしてくれているようです。
また、夫が家や娘の事は引き受けてくれているのは大変助かっています。サービスアパートなので掃除やタオル、シーツ交換も助かります。

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