シンガポール時代の同僚との8年振りのZoom越しの再会と旅立ちの見送り
先日、シンガポール時代の同僚と久々にZoomで話をしました。
たまたま、日本のDigital関連のプロジェクトの対し、スイス本社から予算の支援をしてあげるよ、という話を同僚づてに聞き、詳細はGlobal ITのFinance(@インド)の担当に連絡して、との事だったのですが、「あれ?これはシンガポールで同じチームで働いていたRじゃないか!」という事で、久しぶり~とメールをしてみた次第です。
そうしたら、内容に対する回答とともに、「自分は今のRoleを離れるから今後は後任に連絡してね」との事で、併せて「来週がlast working dayなので、会社を離れる前にConnectしよう」とZoom会議のInvitationが送られてきました。
インド人の彼は、私がシンガポール勤務をしているときに、MBA取得者の幹部候補者育成プログラムのようなもので、インドからシンガポールに1年派遣されていました。まだ20代半ばの若者でしたが、自分の考えもしっかりもっているしコミュニケーション能力も高く、仕事の飲み込みも早い。年上の人にはRespectの姿勢を見せつつ、変に下手に出る事なく同僚・仕事相手としては対等に、という振舞には関心したものです。ついでに背も高くなかなか格好良かったので、年齢の差も飛び越えてみんなと友達みたいに仲良くなっていました。APACの会議で初めて会ったインド人の年上男性陣からも「なんだよお前、背も高くてハンサムじゃないか~」と絡まれていたのも面白かったです。
私が日本に帰国する前に彼もプログラムを終えてインドに帰国しており、その後も色々な仕事を経験しているのはなんとなく知っていたのですが、やめちゃうのか、残念だな~と思いながら彼と話をしました。
ちょうど、離れる前に今までお世話になった人たちに連絡しようと思っていたらちょうど私から連絡がきてびっくりしたよ、との事。
話を聞くと、デリー在住の家族と一緒に住むことになって、残念だけど今の仕事を離れる事にした、と。今後はFoundationのような所で、貧困地域での子どもの教育支援を行っているようなNGOへのInvestment管理みたいな仕事をすることになった、と。
私自身も大学時代に勉強していた分野であったりもするので、その事と一緒にすごく興味深い仕事だね、というと、「本当にやってみたいと思う仕事に巡り合うまでに少し時間はかかったんだ、今とは全然違う組織、仕事だし転職も初めてでどうなるんだろう?と思うけど、楽しみにしてる」と言っていました。
彼はまだ33歳とのことで、10年弱位当社で働いたそうですが、その間色々な有益な経験をしただろうなという事は想像に難くなく、また新たな世界へ旅立って活躍してほしいな、と心から思いました。