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ASD5歳の娘、バンコクの日系英語幼稚園に通う

我が家の娘は日本にいる時は保育園に通っていましたが、バンコクでは幼稚園に通っています。
私が調べた所、所謂日本のように0歳から5歳まで、親の仕事が終わる時間まで預かってくれるような施設はなさそうでした。(多分)
日本語での保育園、ナーサリーというと、幼稚園前の子どもが行くイメージなようです。
 そんなわけで、現在は夫も働いていないため、特段不自由なく幼稚園に通っており、本人も楽しそうです。
 


日系の幼稚園はたくさんあるがエリアが限られる

日系の幼稚園は多分15園以上あります。娘は全く英語が出来なかったのでさすがにインターは無理だろうと思い、日系の中でASD受入実績がある園などもコミュニティから情報を頂き検討しました。
日系の幼稚園はスクンビットエリアという日本人在住エリアに限定され、園バスもその地域にしか来ないため、必然的に住む場所は限定されます。我が家も数園訪問させてもらって決めました。今回英語幼稚園だから、と今の園に決めたわけではないのですが、私自身英語の重要性はいつも感じているので小さいうちに多く触れておくことは良い事かなと思っています。

時間割がある幼稚園はASDの特性にあっているのかも

ASDの特性として先の見通しがあると行動しやすいのですが、うちの娘自身もこれから先の行動について話をしたり聞いたりする事が好きです。一通り理解すると嬉しそうにしています。
最近幼稚園の時間割も覚えて、好きな授業の時間を楽しみにしているようです。プールも毎週あり好きな授業の1つです。
 

「おべんきょう」が好き、らしい

集団療育でも心理士さんとの個別セッションは頑張っていたようですが、今も気に入ったワークみたいなものは一生懸命やっているようで、本人も「おべんきょうたのしかった」と言っています。保育園ではあまりこういうものはやらないですね。おべんきょう、と言っても文字のなぞり書きや物のグループ分けなどシンプルなものです。
 

英語にも少しずつ興味が出て来た

娘の通う幼稚園は、担任のタイ人の先生が基本的には英語を話しますが、日本語もある程度出来る先生も多いようです。
娘は小さい時は親子で英語教室に行っていたものの、子どもだけで参加する歳になると皆についていけなくなり、退会しました。当時は英語の歌の動画を見る事も好きだったのですが、最近は苦手意識からか嫌がるようになっていました。
なので、新しい幼稚園もどうかな?とは思っていたのですが、お風呂ポスターなど事前の親のすり込み作戦と、やはり日頃英語環境にいると興味は出てくるようで、アルファベットで簡単な単語を書いたりはしますし、最近は単語を発したりもするようです。
園長先生をはじめ日本人の先生もいらっしゃるので、日本語クラスも一部はあるようですし、子供たちは日本語メインで話をしている様子。もし本当に英語をしっかり身につけさせたい場合は多分インターの方が良いと思います。
 

生活リズムの改善

 また、こちらに来て良かったのは圧倒的に娘の生活リズムが改善した事です。以前は19時半まで保育園だったので寝るのも遅くなっていたのですが、今は早く寝てこどもらしい生活を送れています。これは東京の共働き・時短無しだと改善が難しかったので結果として良かったです。


日常の様子も幼稚園からよく伝えてくれます

園からは毎日LINEでクラスでの1日の活動報告と個人の写真を送ってくれます。たまに娘が何か新しい事ができたりすると個人コメントも送ってくれます。バス通いで普段の様子を目にする事がないですし、娘もまだ何をしたなどの込み入った話はしてくれないので、なんとなくでも様子がわかると嬉しいです。
 
こうしたメッセージも英語なので夫は頑張って返信しておりました。
ちなみに保護者会は日本語でいいよ、との事だったそうです。
先日個人面談もありまして、こちらは英語と一部日本語で。みんなの活動には参加出来ていたり、嫌がったり。嫌がったら強制はせず好きな事もやらせてもらっているようです。初めてでもとりあえずトライしてもらえるように促しているとは言ってくれていたので、そうして下さいと伝えました。

英語もきれいで上手だし、日本語も出来て配慮も出来る良い先生だなと思っていたのですが、来週修士課程の最終プレゼンがあるので幼稚園をお休みさせてもらいます、と連絡が入っていました。タイの方たちは結構勉強熱心で働きながらまた大学に行ったりする人も多い事は知っていましたが、彼女もそうだったのか!とちょっと驚いたとともに、良い先生に担任してもらえて良かったなと思っています。
 


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