わがまま姑🌟ゆる介護ノートー第3話ー


我が家は姑の家と同じ敷地内に建っている。


結婚当初は同居していたが
一般的によくある諸事情で、
別棟を建て生活は別にしている。


その日の午後2時半頃、
インターホンが鳴った。


応答するもカメラに人影はなく、返事もない。


(今頃誰やねん?)


恐る恐る玄関ドアを開けると、


そこには・・・


ショルダーバッグを斜め掛けした姑が
地面に座りこんでいた。


またもやこの状況が読めへん😓


ここまで這ってきたらしく、
ズボンは泥だらけ、
手のひらは擦りむいている。


「足が痛いねん。
お医者さんに行くからタクシー呼んでよ!」


私が運転手なら、
こんな訳ありげのバアサンを
絶対に乗せたくない😨


「お医者さんは5時からやから、まだ早いやろ!」


「遅なるのいらんから、早よ行って待っとくねん。」


「急に言われても私は付き添われへんよ。
向こうでどうすんの😠」


「看護士さんが支えてくれるから大丈夫や。」


看護士さんも忙しいねん!


訳のわからん理屈をがんとして通そうとする。


何度同じ事を言い聞かせても
押し問答が続くだけ・・・


ホント迷惑くさい😫




つづく・・・

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