2024年J2リーグを語る。その３
お世話になった人の名前とか平気で忘れてしまうのに、あの日あの選手に決められたゴールは今でも鮮明に覚えている。そんな全国の女々しいJサポの皆さんこんにちは。今回も見ていただきありがとうございます。今日も元気にJ2リーグを語る第三弾です。
これまでのはこちら
それでは今回もダラダラいきます。
清水エスパルス
久しぶりのJ2巡業となった昨シーズン。「サッカーのまち清水」では選手、監督、サポーターとあらゆる関係者が「そんなこと言ってると昇格失敗するよ…？」な発言を連発。やっぱり昇格に失敗したが「一級フラグ建築士のまち清水」としてその名を全国に轟かせ、街おこしに成功した。
各ポジションにJ1クラスの選手を揃えているが、チームは生き物。好不調の波を抑えるためには、まず相手 GKが高木和の時に全員絶好調になる謎仕様（２試合で 16得点）の要因分析に努めるべきだと思う。2015年にセレッソがアウトゥオリを切って大熊監督就任→PO敗退→継続した時と非常に似た流れなので、結果も倣って4位PO昇格でお願いします。そんで来年、尹晶煥を監督にしてJ1で躍動しましょう。あとPO直前に、座禅会をしていましたが、今シーズンは少し趣向を変えて開幕前にみんなでバンジージャンプに挑戦してほしいです。
注目選手 FW北川航也
良くも悪くもベテランが強いチームになりつつあるがそれで良いのか。もっとやれるはず。
藤枝MYFC
昨シーズン、藤枝旋風を巻き起こしジェフユナイテッドをボッコボコにした結果、チームの心臓である横山をジェフユナイテッドに引き抜かれました。これが資本主義じゃ！！！GDPと人間の幸福度は連関しないのです（ごめんなさい、大切にします）
GKに内山圭が戻ってきたことでビルドアップの精度は格段に上がるだろうし矢村と中島大嘉の前線はロマンがある。手薄なボランチは夏に強豪町田ゼルビア高校サッカー部から宇野あたりを貸してもらえないかなぁ…
最大の懸念は最も層の薄いDFで敢行したブラジル人ガチャ２枚。果たしてどちらに転ぶか。個人的には自分たちの型があるチームはとても好きなので今年も躍動してほしい
注目選手 梶川諒太
千葉に移籍した横山とは似たタイプ。ただ今年35歳になる怪我明けのベテラン選手がどこまでやれるのか。人としてかなり良い人なのは他サポでもよくわかるので、ここでもう一花咲かせてほしい、応援したい。
ファジアーノ岡山
昨シーズン、前プレ&ポゼッションに取り組んでいたがあんまりうまく行かず。主軸が抜かれ、補填した若手にも波があったし、全体的に勝ちきれなかった。まぁ過渡期である。今オフは新スタイルにあったタイプのベテラン、あと引き分けを勝ちに持っていく実力のある外国人選手をセンターラインに揃えた。年齢不詳の選手ばかり獲ったのと、やたらボランチがいっぱいいる点を除けば補強の意図は明快だが、育成、新スタイルの浸透、昇格の欲張りパックはマジで難しい。木山監督のキャパを超えすぎて昔はボラギノールのCMに出てきそうな穏やかな顔だったのに、最近目がバッキバキになっていて心配である。あとスタイルの変遷により、これまで良かった部分まで失っては勿体無いので、今こそ初心を思い出すべくイカダで無人島脱出（冒頭の写真）とかした方がいいのではないか。流木アートコンテストは省略可です。
注目選手 DF柳貴博
色々あってキャリアは下降していたが岡山が拾った。かなり岡山っぽくないというかファジアーノというクラブとして覚悟がいる補強だと思う。センスは間違いなくJ2のSBでトップクラス。巻き返しなるか。
レノファ山口
昨シーズン、守備崩壊しチームが降格圏に沈む中エスナイデルを招聘。どういう判断やねん、さぁ諸君！狂いたまえ！！！とウキウキしていた千葉サポを横目に、エス将は6試合連続無失点を記録するなど着実に守備を立て直しチームをJ2残留に導いた。そう、我々はオオカミ少年となったのだ。お役御免でエスナイデル退任の判断も含め、この絵を描いた人物は明らかに常人には見えない未来が見えているので国政を担ってほしい。日本の未来を託したい。そう思って新体制発表会を見てみたが諸葛亮は見当たらず、謎は深まるばかりである。セットプレーでの得失点にフォーカスしてる割に全然高さがある選手を獲ってなかったり（むしろ減った）、やや歪な編成のように見えるがエスナイデルの一件で学習しました。セットプレーの失点、激減します。志垣監督はイタリアとかにいる流浪の点取り屋みたいなキャリアだが、よく見るとJ外国人監督の補佐と自身主体での指導をいい感じに織り交ぜている。
すぐに興奮するからキモいよね（俺）
そんな唯一無二のキャリアがJ2初舞台でどんなチームを作るのか楽しみである。
注目選手 GK田口潤人
上背は無いが、足元が上手くビッグセーバーでもある。密かにジェフに来ないかなと思ってた。とてもいい選手である。
徳島ヴォルティス
スペイン式を続け7年。ついに理想より目先の勝利を優先する苦い一年となった。いつか東洋の魔術師と呼ばれそうな吉田達磨は継続だが、それこそエスナイデル招聘のタイミングだったのではないか。え？スペイン人ではない？？？それにしてもラバイン前監督の退任挨拶「私は自分が何者であるかを考えここに来ました。そして、自分が何者であるかを知ってここを去ります。監督として。」は上質な恋愛映画を見た後のようなエモさでしたな。J2リーグさいこー。
昨シーズンの比べるとやや地味な立ち上がりだが、時間がかかる0→1の産みの苦しみと正面から向き合っている数少ないJクラブの１つ。ユースのプレミア参入戦の結果も残念だったが、方向感は間違っていないはず。懲りずにスペイン路線は継続してほしい。
あと昨シーズン、晴天のポカスタにお邪魔して「いぇーいアクエリアスうめぇ」とか言ってたら、試合中に信じなれないくらい大雨に打たれたので皆さんも注意してください。
注目選手 FWブラウン・ノア賢信
藤尾、森海渡と若手FWの育成に成功してるチームにおける今シーズンのブレイク候補。顔も良い。
以上5チームでした。ちなみにこれ、毎日通勤時に1日1チーム目安に書いてるんですけど時間の使い方合ってますかね。次回ラストは愛媛＋九州4チームです。それではまた
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