2024年5月17日 この日が私の手術日に決まった。 16日に入院して、17日目に手術。特に問題なければ19日目にもう退院のスケジュール。 最初は1週間くらいと思ってたけど、案外そんなものらしい。 会社に伝えて、ゴールデンウィーク明けからしばらく休みをいただいた。(注意:入院期間期間以外は年休) 入院日が決まってから、少しずつ準備を始めた。 まず、体力作り。 私は運動が苦手なので、ひたすら散歩した。 目安として1日1万歩を掲げる。 お昼を買いに、ちょっと遠くのマクドナルドへ
私のがんは14ミリで小さな部類に入り、比較的非浸潤がんに近いタイプになるため、部分切除になるそうだ。 先生から手術について説明を受けたが、私はよくわからないので、その方法でお願いをした。 私は乳がんと診断されてからも、あまりこの病気について積極的に調べなかった。 何故なら、怖いから。 調べれば調べるだけ、怖いから。 現時点でステージⅠになるので、余程のことがない限りしばらくは生きることはできるだろう。 でも余計な知識を入れると偏ってしまい、恐怖を感じてしまう。 なので私は、
「Ⅰ(いち)ですね」 2024年4月10日、都内のある大学病院の診察室。先生は今日の晩御飯のメニューを言うように、さらっとわたしの病気のステージについて説明した。 遡ること3か月前の健康診断。 エコー検診の時から様子がおかしかった。 担当してくれた技師さんが、「あれ、あれ…？」と何回も漏らした言葉を聞き逃さなかった。 しばらくして結果が届き、要精密検査。(精密検査とは、再検査より重症らしいとその時知った) 産業医の先生と面談をし、その場で紹介状を買いてもらい病院へ。 何度も
