夜光虫

わたしが受けた呪いについて書いていこうと思います。アダルトチルドレン。軽度適応障害経験…

夜光虫

わたしが受けた呪いについて書いていこうと思います。アダルトチルドレン。軽度適応障害経験。機能不全家族で育ちました。

最近の記事

穴の空いた靴下繕って、お前を育ててる〜お金の呪い〜

小学校低学年の頃でした。 祖母は祖父と喧嘩し、子分(笑)の母とわたしを引き連れてストやってたんです。 古くて暗くて狭い離れに移り、わたしは不満たらたらでした。 なんせ寒いし(笑)こたつに入ってるしかないけど、寝転べば硬い畳で体が落ち着かない。本もないし寝転んでるしかない。ちょっと動いたりその辺を見回れば「うるさい」が飛んでくる。昼からほぼ寝てる母と祖母は、ちょっとした足音で「うるさい」と唸りを上げました。走ってたわけではない、抜き足差し足歩いていてもうるさいが飛んでくる。 そ

    • この家におりたいならわたしの言う事ききや〜はじめての呪い〜

       わたしが覚えている、いちばん古い、人からかけられた言葉がタイトル。  やばいね!  わたしの育った家というのは、少々…かなり特殊で、父が入り婿、しかしわたしが幼いうちに祖母にいびり出され、わたしは祖父母と母に育てられた。  この祖父母というのが…本当に仲が悪くてですね。  玄関マットの方がまだ大事にされていたぐらいで。  このはじめての呪いのときも、ちょうど喧嘩中だったわけで。  まだ幼稚園にも行っていない、いたいけなわたしは、どうにか仲裁しようとしたわけです。  ちょっ

      • ぼくらはみんな呪われている

         「かわいそうに、妹は二重なのにあんた一重ね」「なにデブがめかしこんでんだよ」「男の子なんだから泣かないの」「お兄ちゃんなんだから弟に譲りなさい」「女の子は可愛くないと」  この世は実に呪いに満ちている。  こんな、口にした人間からはなんてことのない、正直よく聞く、ありふれた一言が、それを受けた人の価値観を大きく歪めたり、生涯にわたるコンプレックス、執着になったりする。  かくいうわたしもその一人。  今年30歳、機能不全家族で育ち、家族から離れた20代で病気をし、心の傷と向

      穴の空いた靴下繕って、お前を育ててる〜お金の呪い〜