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「さとやま元気交流会 in 江田島」開催!

広島県主催・さとやま元気交流会が開催されました。

初の取り組みとなったこちらの企画ですが、関係者も含めると、なんと当日100名もの人たちが関わってくださいました!
どんな内容だったのか、当日の様子をご紹介します。

多くの方が船で来島

どんなイベント?

広島県内の中山間地域を舞台に、各地域の資源に触れたりキーパーソンや地域の人と交流をしたりする、広島県主催のイベントです。

県内4か所が会場となっており、そのひとつが江田島市でした。
ちなみに私たちフウドは、江田島開催の運営サポートをさせていただきました。

大変ありがたいことに、満員御礼

午前午後の2部構成となっていて、午前は「未来見学」と称し、以下3か所の中から参加者の方が行きたいところを選択。
市内でいま活躍されている方のもとへ訪問します。

そして午後は、午前中で学んだことや感じたことをシェアし、
地域の現状や可能性について考える時間となりました。

江田島での未来見学

①オリーブラボ

まず1つ目の訪問先は、瀬戸内いとなみ舎・峰尾さんによるオリーブ事業のご紹介と、運営されている「オリーブラボ」でのカトラリーづくりです。

まずは実際にオリーブの木を前にして、オリーブについての説明をしていただきました。

摘んですぐのオリーブの香りは?

摘んですぐのオリーブを潰し、その香りを嗅ぐ。
様々な豆知識とともに、五感で学んでいきます。

続いて新たな施設・オリーブラボを訪れ、オリーブの剪定枝を使ったカトラリーづくりに挑戦!

自分でサイズを決められるもの楽しい

それぞれ好きな大きさにカットし、やすっていきます。

大人も子どもも短時間でマイカトラリーができちゃいます!

剪定枝の有効活用にも

そしてカトラリーづくりのあとは、峰尾さんと参加者による対話・意見交換の時間。

自己紹介からはじまり、施設の成り立ちや江田島オリーブ産業の説明、今年から始められたツアーの話、課題、目指すところ、、、

このイベントの肝となる、対話の時間

いくら時間があっても足らない程、充実した時間に。

参加者の方からは、その話を受けて江田島オリーブのプロモーションのことや、収穫ボランティアについての質問などが上がりました。

ちなみに10月はまさに収穫期。
収穫ボランティアを募集されているのでぜひ体験してみてください!

オリジナルカトラリーの完成!

②竹炭工房おおがき

2つ目は、国内でも有数の設備を有する竹炭工房おおがきさんです。

全国で問題となっている放置竹林。
江田島でも多くの竹林が見られますが、それを島ならではの資源
とみなし、竹炭や竹酢液など竹を活かしたした製品を作られています。

貴重な工房見学の時間

まずは施設の代表・大本さんより竹のことや事業についてご説明いただきました。

「竹」といっても種類は様々

そして、伐採してきた竹が製品になるまでの過程も見学。
加工するのに適した大きさにカットされ、最終的には燻製されていきます。

見慣れない機械が並んでいる工房
窯や機械などのメンテナンスも大変だそう

また、メンマの試食もさせていただきました。
ちょうど竹炭工房さんがメンマの商品化に取り組まれていて、
その過程の一部を見学。

炭はもちろん、竹炭

最後の質疑では、「自分で竹炭を作ってるけどうまくいかない」と言われている方も。
やはり、意外と竹は私たちの生活の身近にあるもの。
大本さんたちのように、日常生活にうまく活かしていきたいです。

③Kirikushi Coastal Village

3つ目の訪問先は、空間デザイナーである蛇草さんが手掛けてる古民家複合施設・Kirikushi Coastal Villageです。

「日常を忘れてゆったりと 島と人をつなぐGOOD SPOT」をビジョンとした施設で、地域を盛り上げると同時に江田島の中と外をつなげる新たな場として注目を集めています。

空間デザイナーの空き家改修ポイントとは

まずはこちらの代表でデザイナーの蛇草さんがこの施設を作ったきっかけや想い、ご自身の活動について紹介。

オープン前の2022年1月に実施されたクラウドファンディングや、地元小学生や地域の方たちとの関わり、マネタイズなどなど、始動から今に至るまでの出来事をぎゅっとしてお話しいただきました。

最近ではカフェもテナント入り!
施設内を自由に見学

ちなみに質疑の際には、多くの質問が上がっていました。

具体的な改修費用の話や、地域おこし協力隊として活動するメリットなど、参加者の方が気になる要素が盛りだくさん。

運営に携わる人たちによるトークセッション

後半はKCV運営に携わる方々によるトークセッション!

それぞれの活動紹介、KCVが存在することによる影響、そしてこれから切串エリアをどうしていきたいのか、、、

それぞれの熱い想いがリンクして、今の盛り上がりがあることが伝わってきました。

地域内外の人をつなぐ場に

未来会議

午後の部はディスカッションの時間ですが、その前に
県立広島大学 江田島市応援プロジェクトYELL」さんによる
活動事例紹介が行われました。

江田島での輪を広げ、様々な活動を行っている

そして、グループに分かれての未来会議。

午前中の訪問先でそれぞれ感じたこと、学んだことをシェア。
また地域の盛り上げ方についてのアイデアを出し合いました。

ディスカッションが交流の場にも

ちなみにグループは、当日江田島市外から来られた社会人の方に加え、学生、江田島市民の方など様々な立場の方がミックスされていました。

このおかげもあり、普段接することの少ない方同士の交流が多く生まれていました!

出し合ったアイデア
違った立場から意見を出し合うから面白い

そういったことを踏まえ、江田島のキーパーソンとして
フウド・後藤が登壇!

各グループで出た質問を投げかけます。

どんな回答をしたかは、本人へ。笑

江田島の地域ごとの格差を埋めるには?
江田島と言えばこれ!と言えるものは?
などなど、突っ込んだ質問も多々ありました!笑

さいごに

これほど多くの方が関わってくださる企画はなかなかないと思います。

延べ、70名以上の方が来島されました。
受入側からすればほんとにありがたい限りで、江田島へ再訪したいと感じてもらえていれば嬉しいです。

また参加者の方にとっても、江田島のプレイヤーを含む多様な方々と交流するいい時間になったのではないかと思います。

次につながっていく動きにもなっていってほしいです!

素敵な企画でした!!

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