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日本人の約3人に1人がアトピー体質?近年増加傾向にあるアトピーについて調べてみた☆

みなさんこんばんは🌙
risaと申します♪

私はもともと薬剤師として働いていましたが、今はその経験を生かし、“かゆくならない下着と痛くならないイヤリング”がキャッチコピーの、健康問題解決に特化したセレクトショップ『Birthday 自由が丘』のスタッフとして、人の健康に携わっています💫

仕事柄、友人から皮膚の悩み相談を受けることがよくあります☆
大人になってから特に肌の悩みが出てきたという方が多いように感じます😧

今回はそんな肌のトラブルの中で、今や3人に1人に症状が出てくる可能性があるアトピーについて調べてみました✏️

【アトピーとは】

正式な名前は『アトピー性皮膚炎』で、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多くみられる皮膚の炎症を伴う病気です。
主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを慢性的にくり返すのが特徴です。
アトピー性皮膚炎の患者さんの多くはアレルギーを起こしやすい体質【アトピー素因】を持っています。

【アトピーの歴史】

昭和30年代後半からアトピーという概念が医学界で認められ、遺伝的要因に加えて環境悪化が原因ではないかと考えられていました。
アレルギーという概念も昭和20年代後半に石坂先生が研究され世界的に認められ、実は最近になってアトピー性皮膚炎の原因が判ってきました!

【アトピーの原因】

症状の出かたの数だけ原因があると言われていますが、今回は大きく3つ、アトピーの原因をお伝えしていきます✏️

①皮膚のバリア機能の低下
保湿因子のもととなる「フィラグリン」を産生する遺伝子の変異で、生まれつき皮膚表面の角層のバリア機能が低下しやすい。

②アレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)
本人や家族がアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などのアレルギー疾患を持っている、あるいは、アレルギー反応と深く関わる「IgE抗体」を作りやすい体質である。

③環境や精神的ストレスなどの外的要因
ハウスダストやダニ、細菌やカビなど、アレルゲンの多い家庭環境や職場環境で長く過ごしている。
乾燥している地域や湿度の高い地域に住んでいる。
汗や衣服の繊維などによる皮膚への刺激、食べ物、精神的なストレスなどがある。

【約3人に1人がアトピー体質?】

アトピーは幼少期にかかり、大人になるにつれ軽快していくことが多いです。
統計では生後4ヶ月で発症した子供で、1歳6ヶ月までに改善した子供は全体のおよそ70%に上るというデータも報告されています☆

一方で大人になってから初めて、アトピーの症状が出る方が増えているようです。
社会人になった時のストレス、妊娠出産などの環境変化、日々の生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化などが影響していると考えられています🤔
ストレスや、時間がないという理由での治療の中断などが原因で、症状の寛解と増悪を繰り返しやすく、最終的に難治性の皮膚炎となっているケースも多いと言われています💧

【まとめ】

今回はアトピーについての基礎知識や原因、現状についてnoteに書きました☆

大人になってから発症する可能性もあるアトピー、もしかしたら私たちもアトピー体質である可能性も否定はできません。

次回はアトピー体質の方がどんなことに気をつけて生活していけば良いかをお伝えしたいと思います😊

それではまた🍀

【参考文献】

http://www.nihonatopy.join-us.jp/index.html

http://jsce-ac.umin.jp/200725/jjce8_1_13.pdf



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