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#142:やっぱりいつでも「人」、強化したいことに相応しい人間関係を

たくさんの投稿の中から見つけてくださって、ありがとうございます。

以前、ネガティブ思考強めのメリットについて投稿しました。

不測の事態に備え、最悪の事態にならないようにしっかりとネガティブ想定をして全力で回避。ダメージを最小限にするためにという意味合いでした。
しかし、ネガティブというものはやけに魅力的で陥りやすく、取り扱いには注意が必要です。
うっかりと闇堕ちするような方向で使うと自分も周囲も不幸へまっしぐら。
自分がその発信源になっているのであれば、ぜひ早く気づいてさっさと修正したいですし、周囲にそういうタイプがいるのであれば速やかに距離を置きたいものです。


かなり若い頃の話ですが、何かを持ち掛けてもまず否定で返してくる同僚がいたことを思い出しました。
だんだんと付き合っていくうちに、自分が上である、優位であるということを示したい様子が透けて見え始めました。
否定から入るとそれっぽい、そんな自分がかっこいいと思い込んでいたようでした。
私は最初はまったく気づかなかったのですが、先にそのことに気づいた方にチラッと「注意した方がいいよ」と教えてもらい、それ以降はその目線で見ると確かに「ザ・否定のための否定」という感じでした。

自分にとってはそんな態度の人が新鮮だったので「なんか、自分にはない視点が多い人だなぁ・・」と危うく脳が騙されるところでした。
結構なスピード感をもってNGを出すだけで、「じゃ、どうするのが良さそう?」は決して出てこないので、そもそもおかしいんですよね。
なので、「あれ??」と思うのは時間の問題だったかもしれませんが。

後から分かったのですが、この「即否定!」はその人のオリジナルではなく、チームリーダーから同じことをされていたようで、それを周囲に撒き散らしていただけなのでした。
自分が否定され、ダメ出しされていることのバランスを取るために、後から同じチームに入った私や他チームの人に同じことをするという連鎖。
妙な計算をしたりするタイプの人ではなさそうでしたので、ただただ影響を受け、自然と学習してしまったんだと思います。


誰に影響を受けるのか、誰と一緒にいるのかって本当に重要ですね。
前述のネガティブな影響を受けてしまった人も、元々はとても素直な人だと思うので、いい人と巡り合っていればポジティブな方向に強化されていった可能性もあったのに。
自分の幸福度を上げる人間関係のみで自分の周囲を満たしたいものです。
相応しい関係を得る+相応しくない関係を是正=幸福↑↑。
やっぱりいつでも「人」ですね。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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