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#031: 負け惜しみではなく、ネガティブ思考強めでよかったと思う

たくさんの投稿の中から見つけてくださって、ありがとうございます。
今回はネガティブ思考も案外役に立つという話です。

仕事上では保険をかけるといって追加でもう一つ何かを加えたり、ワーストケース・ベストケース等のいくつかの場合を想定して備えたりもします。
そういった時には自身に心配性だったり、気にしすぎだったりといった、ネガティブ思考、マイナス思考、悲観的な素養があると大活躍!
想像力豊か、且つかなりクリエイティブに、考えうるワーストケースをあげることができます。

後から「こうしておけばよかった」「あの時、確かにちょっと気になっていたんだよなぁ」「心配していた通りになってしまった…」という後悔することってあると思います。
仕事の中で自分が直接にやった結果ではなくとも、立場的に責任を取ったり、対応に追われることになる範囲が段々と広がる中では、せめて自分の思いを反映させた対応の結果でないとやり切れません。
自分が気になることは事前に十分にたたいておきたい、検討をし尽くしてワーストケースになる可能性を念頭に置いて備えておきたい。
これは危ないかもしれないと、少し鼻もきくようになってきました。

先日、メンバーの対応不備により顧客からクレームが入り、その対応でだいぶバタバタしました。
メンバー自身が対応できることを期待してやや遠慮がちに対応を見守っていましたが、あまり問題を問題と認識できていない様子で火は消えそうにありません。
ポジティブ思考というわけでもなさそうですが、どうも相手の気持ちを想像することが上手にできないようです。
最終手段として私の持ち前の心配性とネガティブ思考をバリバリと発揮して直接に指示をしまくりましたが、結果としてはそれくらいでちょうどよかったようです。

以前はないものねだりもあって「前向き、ポジティブはいいこと信仰」に囚われていたのかも。
悲観的になりがちな自分が残念であり、矯正したいと思っていました。
しかし、今はネガティブ思考はメリットが多いと考えがすっかり変わりました
私の場合は共感性も高めなので、より対人面で気を回しがちで、そこと組み合わさって相乗効果を発揮していそうです。
一見残念に捉えられるような特性であっても、悲しんだり無理に変えようとせずにしっかり活用しましょう。
くるっとひっくり返すとどこかの場面では利用価値のある特性になるはずです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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