「我慢をやめてその反動で怒ったけれど」というお悩みへの回答
本日はココロノマルシェに回答します。
ご相談内容に共感される方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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本日は「我慢をやめてその反動で怒ったけど」というご相談です。
ご相談への回答です
ミントさん、はじめまして。ご相談ありがとうございます。
心理学的に、我慢は、「私はあなたのために我慢するから、私のことを愛してね」という欲求を隠している、というように言われています。我慢を自分にさせることで、相手の愛情を取引しようとしている状態というわけです。
隠す、そう、我慢は本当の自分の気持ちを隠します。すると、相手からみたときに「何を考えているかわからない」と、不安やおそれの感情につながってしまいがちなのです。
よく目を隠して箱の中に手を入れ、動くものに触れるとすごくびっくりするし、怖いですよね。中身は動く犬のおもちゃなのに、「わからない」ことに対して怖くなってしまうのです。
■では、どうしたら?
欲求とは、
・わかってほしい
・愛してほしい
・助けてほしい
これらの気持ちを満たすには。よく言われる「ほしいことはまず自分から差し出す」、「まずは、自分から相手のことをわかって/助けて/愛してあげる」ということ。
でも、不満でいっぱいのとき、正直、私はそんな気持ちになれませんでした。頭ではわかるけど、感情が追い付かない。きれいごとのように感じていました(汗)
ところが、相手にしてみれば、あなたのこうした不満な態度は「この人は自分をわかってくれない人だ」と感じられてしまうので、「こんなに自分を理解をしてくれない人のことをわかりたいとは思わない」と感じさせてしまいます。
こうした不満を相手に言葉に出してぶつけていなくても、態度や表情には出てしまい、伝わってしまうのです。
そもそも、往々にして、怒りは、「自分にとっての傷」と言われています。
どんなときに怒っているか、振り返ってみてください。
相手の言動が自分の痛みに触れたので、それを守るために怒りが出る。怒りが大きければ大きいほど、触れられたくない過去の痛みが強いのかもしれません。
何に傷ついてきたのだろう、どうして傷つけられた(馬鹿にされたように感じる、恥ずかしい気持ちになる、等)と感じるのだろう。悲しいと感じるのは相手のどんな言動からなんだろう。本当はどうしたかったのだろう。相手にどうしてほしかったのだろう。
こうして、痛みを掘り下げると、怒りがずいぶんと収まると思います。
そして、リアルタイムでなくても、この「本音」を相手に伝えてみてください。
多くのケースで「こうしてほしい」と言っているつもりでも、相手からすると伝わっていないようです。相手のためにも「私はこうしたい。こうしてほしい」と伝えることは、私の取扱説明書を開示して、安心感を与えることにもつながります。
また、本音を伝えることで、相手も責められた、と感じることなく、怒らなくても、もっと自分らしく、楽に過ごしていけます。
ご相談ありがとうございました☺
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