「職場でのイライラを解消したい」
本日はココロノマルシェに回答します。
ご相談内容に共感される方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
<ココロノマルシェ>とは?
根本裕幸師匠の「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、無料でご相談に回答するサイトです!
複数人のカウンセラーが回答してくれるかもしれませんので、オススメです!匿名でご相談できますよ!
本日は「職場でのイライラを解消したい」というお悩みについてです。
ご相談への回答です
やまひろさん、ご相談ありがとうございます
怒りは2次感情と言われ、ベースとなる感情は「理解してほしい」「助けてほしい」「受け入れてほしい」と言われています。そのベース、つまり、本音の感情が存在している。しかも、それは傷口であるため、そこを触られるような言動に触れると、自己防衛として「怒り」という感情が表出する。怒りが大きければ大きいほど、傷は深い。
本音の感情にアクセスするには、痛みを伴うときがあり、しんどいだろうと思います。それもご自身でやってのけていらっしゃる。
・この悲しみは、いつから感じられていますか
・誰と接しているときに、強く感じていましたか
・具体的なエピソードはどんな感じですか
カウンセリングであれば、こういったことを伺うかと思います。
もしかしたら、その方を、上司と同一視しているのかもしれません。
そして、未完了となっているその悲しみを昇華できれば、状況は変わってきそうです。
もっと詳しくお話を伺ってみないとわからないのですが、ここからは、一般論をご紹介します。
お仕事で、特に上司との人間関係に悩まれている方のご相談の特徴として、その方のお父様との関係性がポイントとなっているケースが多いようです。
といいますのは、今でこそ共働きのご家庭も増えていますが、「仕事でお金を稼いでくる家族=父親」のイメージを思い浮かべる人が多く、かつ、上司となると、役職上目上の人という位置づけですので、父親がそのポジションに当てはまりやすいからです。
父親に対して嫌悪感を抱いていると、仕事や上司に対しても嫌悪感を抱きやすかったり。
父親に対して怒りを抱いていると、仕事や上司に怒りを感じやすかったり。
では、どうすれば良いか?
父親を「理解してみようかな」という観点
・なぜこのような
・口で言っていても、本当はこう思っているのではないか
この観点は、お父様でなくても、さきほどの「誰と接しているときに、強く感じていましたか」の対象者を相手に、使えます。
それをしたからといって、過去の出来事そのものは変わりません。
でも、捉え方が変わります。「父親も一人の人間だ、あの時はああするしかなかったんだろうな」とか。
許せなくても大丈夫です。傷ついたというご自身の気持ちは決して否定しないこと。
「父親を理解しよう」と意識を向けていくと、その感覚を仕事や上司に対しても向けることで、仕事や上司に対しても感覚が少し変わります。
今まで嫌悪感を抱いていた上司にも、“拒絶“ではなく“理解してみよう“と歩み寄る態度になったことで、上司との関係も柔らかくなるのではないでしょうか。少なくとも、強い憤りを感じることは少なくなる、もしくはなくなる可能性が大きいです。
周りがどれだけ愛情を向けてくれていても、自分自身が塞ぎ込んでいると“愛されていない”という感覚になるでしょう。自分自身が愛情を向けていれば、周りにどのように思われていても良い感覚を感じることができます。
ますますのご活躍をお祈りします
ご相談ありがとうございました☺
いかがでしたでしょうか。ブログのご感想や、また『私の場合はどうなのかな?』『私も相談したい!』という方も、下記お問い合わせフォームよりご相談ください。ブログ上で回答いたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?