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新しいアイデア発想のヒント。非線形アプローチのアイデア発想法とは
■アイデアの発想方法について
今回の記事内容
こんにちは!
普段は小売業の物流部門に勤めているおじさんです。
今回、「非線形アプローチ」という意外な組み合わせでアイデアを生み出す発想法を学ぶ機会があったので、アイデア発想についてまとめてみました。また、実際に意外な組み合わせで人気の商品を個人的にピックアップしてみました。
アイデア作成の基本原理
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
アメリカの実業家であるジェームス・W・ヤングは自著の『アイデアのつくり方』の中でこのように述べています。
ここで重要なのは要素の組み合わせと物事の関連性を見つけ出す能力とのこと。次の項でアイデアを発見する手法を見てみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664120339784-baJXQQwhKQ.jpg)
非線形なアイデア発想とは
アイデアを発見する手法は大きく分けて2種類あるそうです。
線形:論理的に説明可能な直線的なアプローチで要素を論理的に結び付けアイデアを発想する
非線形:論理的には説明不可能な非直線的なアプローチで強制的に要素を結び付けアイデアを発想する
私たちは何かあると要素を直線的に結び付け、論理的に理解可能なアプローチでアイデアを発想しがちです。しかし、非線形なアプローチは一見すると全く関係ないような要素同士を強制的に結び付けアイデアを発想します。
全く関係ない要素と聞くと難しそうに思えますが、どんな要素でも何らかの関連性が必ずあります。非線形のアプローチはこの関連性の結び付けに論理的な制約が必要ないため、自由な発想ができるアイデア発想法だと考えています。
実際に非線形のアプローチを用いたかどうかはわかりませんが、例として意外な組み合わせで人気のアイデア商品を個人的にピックアップします。
![](https://assets.st-note.com/img/1664121449625-qkxEhIx2Zv.png?width=1200)
■意外な組み合わせのアイデア商品
「いちご大福」(いちご×大福)
今では当たり前となっていますが、「いちご大福」も意外な要素の組み合わせが生んだアイデア商品といえます。今では「フルーツ大福」として、キウイやミカン、イチジクなど様々なバリエーションが生まれていますが、最初の発想は非線形といえます。
「スマートフォン」(携帯電話×メール・インターネット)
「スマートフォン」も意外な要素を組み合わせたアイデア商品です。当時は電話が携帯できるだけでもすごいのにメールやインターネット、カメラといった電話とは程遠い機能がどんどん追加されていきました。
今では「スマートフォンでなんでもできる」ぐらい多機能になっていますが、これからも思いもつかない便利な機能がでてくるんだろうと思います。
「ウマ娘」(競馬×擬人化×娘)
少し前まで話題だった「ウマ娘」も意外な要素が生んだ人気コンテンツです。過去も「マキバオー」など馬がしゃべるという漫画はありましたが、馬自体が完全に擬人化して走るというのは新しい発想だと思いました。
コンテンツのクオリティも相まって、爆発的なヒットとなりましたが、この新しいアイデアの発想が一番のヒット要因だと考えます。
話題のアニメ「SPY×FAMILY」もスパイと家族という通常結びつかない要素を結びつけた事例だと思います。(誤解をおそれずに言うとアーニャがかわいいです)
エンタメ系のコンテンツは意外な要素の組み合わせのヒット事例が多いのかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1664125142140-GKdT8tA5Xl.png?width=1200)
■最後に
アイデア発想の基本原理と非線形なアイデアについて記事にしました。これまで新しいアイデアは「ゼロからアイデアを生み出すこと」だと考えていた筆者にとって目からウロコとなる学びとなりました!
次に実際に「形態分析法」という手法を使って、課題に対する非線形なアイデア出しに挑戦していますので、以下の記事もぜひご覧下さい。
ありがとうございました!
↓↓↓実際に非線形なアイデア出しにチャレンジした記事↓↓↓
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