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40代社会人が芸大に入学して3か月目の変化

社会人が芸大に入学して2か月と11日たった。
新たな眼差しを得て、世界の捉え方が変わって自分の未来にドキドキ。
でも入学前の想像と現在の現実とのギャップもあり。赤裸々に綴ります。


3か月目で起きた目に見える変化

じぶんに入ってくる「情報」って
時に自分を導いていくものになりうる。

普段接している情報は、自分の思考にも影響が大きい。

だから、自分に入ってくる情報が変わったら、
自分の未来の世界線も変わることが十分ありうる。

望む未来に導いてくれる情報か、
その情報は本当にじぶんが生きたい世界線上のものか、
たまに自分の画面に出てくるアルゴリズムを客観視することは必要。

なぜそう思ったかというと、芸大に入って3か月目で
私の画面に出てくるアルゴリズムが、これまでとガラっと変わったと気づいたからです。

大学の課題のための調べものをすることが多くなり、
また、無駄にネットサーフィンする時間もなくなったことから、
芸術系の解説や、同じ社会人大学生として頑張っている方の記事などが出てくるようになりました。

これまでは、本当は別に見たいとは思っていない情報を、なんとなくや流れで自分の中に芋づる式に迎え入れてしまっていまっていたんだなと気づけました。

興味をもって勉強したものが上がってくるようになり、
入ってくる情報が本当に触れたい情報であることが多い。
出現する投稿が、これまでより、少し知的で、芸術性があって、素敵な世界だなって思えたり、良い刺激をもらえたりして嬉しい。


期待と現実のギャップ


芸大では、「アート思考」を鍛えたかったけれど、現実は、

「論理的思考」を鍛えています。

全ての課題で、ひたすら論述ばかりをしている。

初めての学期は、課題が明確に理解できて単位のとりやすい科目を選びました。『芸術史』『アートのための論述基礎』など。

冒険せず、手堅くいきました。

すると、

ひたすらアートについて論述するということばかりになってしまいました。

これがもう3か月続く予定。。。。

(※追記:この記事を書いた約2週間後に論述の面白さを知る出来事が起こります。別途記事にします。)

論理的思考・デザイン思考・アート思考・哲学思考


正直、仕事と学業の両立はしんどい。

遊んだりクリエイティブなことを気ままにする時間がほぼない。

自由時間が制限された中で論理的にアウトプットすることばかりを課せられることから、

クリエイティブなことをしたい!!!自由に遊びたい!!自分の感情をアートとして自由に表現したい!という思いが沸々と溢れてきます。

来年4月からは、デザイン思考を鍛える科目を受講する予定です。

アート思考はいつ学べるのかはわかりませんが、

学科長が、論理的思考、デザイン思考、アート思考、哲学思考はシームレスに繋がっていくとおっしゃたていたので、そこは楽しみにしています。

論理的思考:理論、前例、データから創造する。
デザイン思考:観察から創造する。
アート思考:内なる価値観、自分軸から創造する
哲学思考:そもそもそれは何だったのか、当たり前を疑うところから始まる。

学科長のトークをメモ


生き方の変化の兆し


私は、自分の世界観を誰かに理解されたいという気持ちがない。
自分が理解していればいい。
自分好みの世界を自分で創って、それで満足。
誰に理解されなくても自分がそれが好みで心地良ければいいという。
(↑学ばなくても自分は元々アート思考で生きてきたのかも?と、
書いてて思えてきた笑)

それは、とても楽で安全。誰にも何も言わせないという強固な守りがある。

一方、

大学で芸術について論じた課題を提出することは、
一人で自分の世界に浸るのではなく、
他人に評価されてしまう。

学問の世界に貢献できるような論理的で他者に開かれた文章を書き、
フィードバックをもらうこと、

それは自分が良ければよいでは終わらない。



単なる「教養を身に着けた」では終わらない、

何か社会とつながっていくことになるのではないか

という予感がしている。

そんな3か月目。


続く・・・

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