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時代証言

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2023年7月の記事一覧

「畠中尚志全文集」【#図書館員の気になる一冊】

 スピノザは17世紀のオランダの哲学者です。44歳で亡くなるまでに出版された著作は2冊しかなく、彼の主著とされる『エチカ』も、死後友人たちの手による遺稿集として出版されたものでした。ところで話は変わりますが、生前にたいへんな数の作品を残し、当時は時代の寵児になっていた人も、時代の波にさらされ、すっかり忘れられてしまうということは多々あることです。  文学者であれ芸術家であれ学者であれ、時間という誰も避けることのできない波に翻弄される存在であることはどうすることもできないという

#高石市の事件を考えよう 第四回公判、傍聴者の方からの情報

2023年7月4日、渡邉和美容疑者を被告とする裁判の第四回公判が行われました。 前回までの公判 傍聴記録以上が、いただいた貴重な傍聴記録である。 被害者女性の精神状態が悪化してしまい、捜査と起訴が遅れているということなのだが、 検察官はそれを笑いながら話すなど 不謹慎に感じられる様子が伝わってくるレポートであった。 性被害の訴えおよび捜査は、心身健常な女性であっても相当に酷なものだし 前回のレポートにもあるとおり、 本件の被害女性にはそもそも精神状態のケアやサポートを求

それは『不謹慎な悪ふざけ』ではなく『アメリカSNSの正義』であるという話、『バービー』と『オッペンハイマー』原爆の父の肩に乗るフェミニズムと表現の自由について

『オッペンハイマー』と『バービー』のコラボが炎上している。炎上している、というのは日本だけの話で、アメリカでは最高に盛り上がってウェイウェイしている。 まずはこのファンアートをみてほしい。 原爆の父であるオッペンハイマーが、ハードボイルド小説の主人公のようにマッチョに片手をポケットに突っ込み、マーゴット・ロビー演じるバービーを軽々と肩に抱え上げている。魅力的で美しい白人女性であるバービーはコケティッシュにミニスカートの足を組み、原爆の炎を背に手を突き上げて歓声を上げている

どの会社にも空気感ってありますよね! 毎日note連続1667日目

昨日は、新居の掃除から始まりディライトの準備、その後移動しセイフラインズでワンネス研修と面談を行いました。 終了後はそのまま富山まで移動し、今日の滑川トライアスロンの説明会を聞き、ホテルでデスクワークという充実した一日でした。 今朝は4時に起きて、準備をして滑川まで移動し、トライアスロンに親子三代で出場してきます。 今回のワンネス研修は、半分以上が今年入社の新人で、4月のスタート時点では少し頼りなさもあり心配していましたが、4回目になるとコミュニケーション能力も高まり雰