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時代証言

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2021年2月の記事一覧

【台本書き起こし】シーズン4「赤穂事件 内蔵助の流儀」 第4話 江戸下向 ~ 最悪を考え、最高を手に入れる:ボイスドラマで学ぶ日本の歴史

◯箱根・箱根神社 出雲N:浅野家再興が不首尾となり、浪士たちは、次々と内蔵助のもとから離れていく。内蔵助と生死をともにすると誓った同志は、最盛期には百名に迫ったが、その数は、いまや半数近くに減っている。そんななか、内蔵助だけが、眠れる獅子が目覚めたかのように動き回る。吉良家討ち入りに方針転換してからというもの、その瞳に力が宿る。十月七日、ついに、内蔵助は、山科の仮住まいをたたんで、江戸へ向かう。供は、寺坂吉右衛門である。 内蔵助:途中、立ち寄りたいところがある。 寺坂吉右衛

ニートのnoteの育て方

皆さんお疲れ様です。 ※修正最新 2024 3/13 3年noteで得た知識や経験、 運用法をまとめました。 全部1つの記事にしました 『面倒なので全部一緒にしちゃえ』ということで 情報量の満足度は問題なく期待に答えられると思っています。 この記事は私のnoteで得た知識からnoteを上手く活用するためのノウハウ、戦略が詰まった「マニュアル本」 何のスキルもないニートの私がフォロワー5000人に辿り着くまでに何を積み重ね、どんなことをしてきたのか具体的な方法と 3年n

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WEB小説ってどこに投稿したらいいの?

まず、小説投稿サイトにはカラーがある。だから、合ったところに投稿したらいいじゃない? という話なんですが。 問い : WEB小説はどのWEB小説投稿サイトに投稿したらよいか。 答え : 投稿しようとする作品の雰囲気、対象読者、ジャンル、カラーの近いサイトに投稿するのが望ましい。が、絶対ではないので、雰囲気が近い複数のサイトに並列で投稿するのがおすすめ。 では、雰囲気やカラーってどうしたら分かるのか? そのサイトから賞を受けて出版された作品群や、募集しているミニコンテス

ピンク映画と日活ロマンポルノ4

1984年頃のピンク映画配給会社は、東活の他、新東宝、大蔵、ミリオンフィルム、東映セントラルとあり、華やかな時代だった。一方、女優不足でもあった。1970年代から活躍していた先輩たちは、日活へ行ったり、引退したり、世代交代になりつつあった。配給会社は新人女優を欲しがったため、女優の垣根が低くなる。演技はどんどん置き去りにされ、「穴を開けない」「時間厳守できる」「撮影待ち時間も文句を言わない」これさえできていれば、仕事は次々舞い込んでくる。 当時ピンク映画界は、ほぼ朝7時半集

ピンク映画と日活ロマンポルノ3

日活ロマンポルノは私にとって、最高地点であった。野心が強い私は本当に嬉しく、演技の出来不出来に関係なく、心の中ではガッツポーズをしていた。しかし、華々しくロマンポルノ映画デビューしたものの、日活作品ではお呼びがかからず、フリーで活動する私には、ピンク映画出演の話が来るようになった。 1984年。私の撮影メインは「東活」という制作配給会社。表向きは独立会社となっているが、母体は「松竹」であった。社長一代限りという約束でピンク映画を制作していた。当時3、4名の監督で、月6本ほど

ピンク映画と日活ロマンポルノ 2

1984年1月。「縄姉妹 奇妙な果実」撮影開始となる。  私はビデオ作品で演技らしきものはやっていたので、この撮影も「何とかやれるだろう」なんて思っていた。しかし皆様、もうおわかりのように、そんなに甘くはなかった。「縄姉妹」とタイトルにあるよう、私は妹役。主演の「姉」は、よしのまこと氏。同じ歳であった。18歳でピンク映画界にデビューしていた彼女は、堂々たる演技をこなし、とても同じ歳とは思えない。私は萎縮していった。何をやってもスタッフや助監督から注意され、ダメが入る。しまい