見出し画像

世界で働くことのすすめ

世界中で働いてみたい!という夢を叶えるには美容師はトップ10に入るくらいの適した職業な気がします。
世界中で、今この瞬間にも誰かが髪を切っていて、毎秒床に髪が落ち続けているこの状況。

需要は間違いなく存在します。

ビザの取得と現地の言葉の習得は抜き差しならぬ、避けては通れない問題ですが、乱暴な言い方をすると、みんなどうにか上手くやっています。

企業の意向で物事が運ぶ駐在とは違い、全てのプロセスを自分で行い、右も左もわからない異国に、ぽつんと裸一貫降り立つ。

アマゾン川や極地探検とは異なり、身体的に危険に晒される事は少ないですが、出来上がっている人間社会に、そろそろと足を踏み入れて生活をしていく事も、ある意味冒険と言って差し支えないと思います。

貯金をして、職場をやめて、渡航して、住居を決めて、働く。

このアクションの中にある、数えきれない苦労と苦悩と不安と苛立ちを通り抜けて、最初にチップやお給料を頂いた時の喜びはひとしおです。涙も流れたら、文字通りソルティな経験になるでしょう。

どこの国でも構わないし、期間はきっとあまり問題ではありません。

海外に出て働いて、暮らしを成立させるという極めてコスパの悪い脱皮経験が、精神的なインナーマッスルとなり、その先の人生を支えてくれると信じてやみません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?