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【本編】117回歯科医師国家試験のボーダー勝手に予想してみた。

※最後まで無料で読めます。

2024年1月27日と28日に開催された第117回歯科医師国家試験を受験した。6年間の学生生活を終え、晴れて歯科医師になるための最後の関門。受かれば4月から研修医、不合格ならば悲劇の国浪生。
さて、こんな人生を左右する試験は他にあるだろうか。

はじめに

前回、AIに丸投げしてボーダー(合格最低点)の予想をさせてみました。

やはり、まだAIには早かったようなので今回は、筆者が過去の傾向や自己採点サービスによる平均点などをもとに、117回歯科医師国家試験のボーダーを予想しようと思います。

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注意事項
この予想はあくまでも個人の意見です。
エビデンスレベルは低いです。
結果は保証しませんし、一切責任も負いません。
予めご了承ください。

参考としたもの

・厚生労働省HP
・自己採点サービス
 (麻布デンタルアカデミー、DES)
・予備校による総評

・その他HP

それでは、本編へ

改めて、注意事項です。
この予想はあくまでも個人の意見です。
エビデンスレベルは低いです。
結果は保証しませんし、一切責任も負いません。
予めご了承ください。

まず、前回(116回)のボーダーについて

厚生労働省公式発表

厚生労働省の公式は発表では、
必修:80%
総論:63点→65.6%
各論:257点→68.9%

予備校の平均点とボーダーとの差

麻布デンタルスクール
必修:81%
総論:71点→71.3%
各論:285点→75.1%

DES
必修:81%
総論:73.0%
各論:75.6%

よって差は、
麻布デンタルアカデミー
総論:-5.7%
各論:-6.2%

DES
総論:-7.4%
各論:-6.7%

となっています。

ちなみに、113〜115のボーダーは、

です。

では、117回についてみていこう

117回の平均点について

自己採点サービスや各予備校の総評より、117回の平均点についてまとめてみました。

麻布デンタルアカデミー(2218人利用)
必修:84%
総論:67.9点→68.7%
各論:286.2点→75.3%

DES(1580人利用)
必修:85.1%
総論:70.5%
各論:75.2%

となっています。
2つの予備校間で平均点が異なるのは、
・利用者層の違い
・解答が異なる
・領域分けが異なる
の3つだと思います。

DESの方が、人数が少ないですが、平均点は高いですね。
これは、例えば、学校で提出が必須なのは麻布だけで、成績に自信のある人がDESもするからでしょうか?麻布で先に必修の自己採点をして、大丈夫そうならDESもするとか?
詳細は分かりませんが、、、。

117のボーダー予想に入ろう

判断材料

平均点から

全体平均点は昨年と変わらず、
必修は高め、総論は少し低め、各論はほぼ変わらず
でした。

必修の平均点が84%と高めであるため十分な足切りができず、各論と総論のボーダーが今までよりかは上がると予想されます。
ちなみに、116のデータでは、総論の方が平均点との差は大きいですね。
ただし、全体(総合)の平均は昨年と変わらないため、116回と比べるとそこまでの変化はないと思います。
しかし、必修の平均点が高いので、合格人数は増えるかもしれません。
116回と同様、高得点勝負になってくるのではないでしょうか?

削除問題から

総論と各論については正直分かりません。
傾向としては、毎年総論と各論を合わせて10数点、4〜6問くらいでしょうか?

必修について、
近年の必修の削除問題数は、
111 10問
112 9問
113 4問
114 14問
115 9問
116 6問
です。
115、116は全て『必修問題としては妥当でない』の理由ですが、
過去には『採点除外』や『複数正解』との理由で削除されたこともあります。

117回の削除問題は、
DESが必修範囲ないで削除の可能性があるのは8問程度としています。

もともと必修の平均点が高いため、なるべく削除にはしたくないと思います。
DESが多めに見積もっているのであれば、5〜6問くらいでないでしょうか?
多く見積もっておらず、ドンピシャであてに来ているのであれば、8問でしょう。

合格人数と合格率から

過去のデータでは、合格人数と合格率は、このようになっています。

簡単と言われた年は若干高い数字になっていますね。(例えば113)
逆に難しいと言われた年は若干低い数字になっていますね。(例えば115)

ここから見るに、今年度は116回と全体平均点が高く、また特に必修の平均点が高くみられるため、合格者数と合格率は高くなる可能性はありますね。
今年は、平均点(特に必修)が高いため、合格人数が増えると思います。

歯科医師の必要数の観点から

厚生労働省の統計によると、令和2年度の時点で、歯科医師の総数は107,443人、うち医療機関に勤める歯科医師は104,118人でした。
人口10万人あたりに対する歯科医師の人数は85.2人となります。
この人数が果たして適正なのかは、たかが国家試験を受けたばかりの素人には判断できません。

しかし、歯科医師の人数については『足りなくなるから増やすべき』や『このままでは過剰状態であるから上限を82000名程度、国試合格者1500名程度』にするという色々な意見があります。

⚫︎増やしたい側の意見
・現在開業されている院長がリタイヤしていくとなると、将来的には、2025年あたりから歯科医師数の減少に生じるため。
・医科歯科連携や、在宅医療、予防歯科の必要性の増加。
⚫︎減らしたい側の意見
・すでに人数が過剰で、高齢化を考慮しても20年後も過剰状態であるため。
といった内容です。

詳しくみたい方は、増やしたい派と下手したい派を1つずつ。

・増やしたい派の意見
https://www.jda.or.jp/dentist/vision/pdf/vision-02.pdf

・減らしたい派の意見

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000071236.pdf

それぞれの思惑はあると思うが、現状維持あるいは微増と思います。
理由は、医科歯科連携や、在宅医療、予防歯科の必要性の増加です。また、国民皆歯科健診もあると思います。

特に医科歯科連携の点から言うと、糖尿病などの疾患を持ってる人は医科だけでなく、歯科にも通ってくださいね。と言う流れになってきているからです。

それなのに、歯科医師数を減らしていく一方では対応できなくなると思います。

よって、新規歯科医師参入者即ち国試合格者数は減りはしないが、そこまで増えはしないと言う考えです。

では、117回のボーダー予想は

結論に移りましょう。

その前に、改めて注意事項です。
この予想はあくまでも個人の意見です。
結果は保証しませんし、一切責任も負いません。
予めご了承ください。

必修:80%←これは絶対変わらない。
総論:61〜62%
各論:66〜68%

ちなみに、
必修の削除問題数:5〜6問
合格者数:2050〜2080人
合格率:65%

と勝手に予想します。

おわりに

今回は、117回歯科医師国家試験のボーダー(合格最低点)を勝手に予想してみました。
あくまでも素人の予定ですが、結果やいかに。
3月15日の合格発表までドキドキです。

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