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「これから」…平和の詩

今日は蒸し暑かった…。
月曜日がはじまった。
子どもたちは憂鬱そうな顔で登校していった…。

昨日は沖縄全戦没者追悼式だった。

日曜日、昼は「のど自慢」を見ていることが多いが、昨日は追悼式のTV中継を見ていた。

中でも際立ったのが、高校生の朗読「これから」。

長い詩だったが、朗々と良くとおる声で、一切、下を見ることはなかった。時々、右や左に顔や目が動いていた。その動きは計算されたものなのか…。ずっと顔を見ていると、なぜか詩の情景が浮かんできた。
「これから」は作者自身の詩だが、関わってきた大人の強い思いも込められている、とも思った。

参列者たちは知事や総理の挨拶以上に、高校生の声に耳を傾けていたように思う。
余談だが、真面目な式典には来なさそうな若者も見えて、自分事として参列しているように思った。

今朝の新聞で詩の全文が載っていた。再度見直した。

沖縄戦から79年…。
作者の祖父母は戦争体験者ではない…という現実。

年月は経とうともいつまでも平和は遠い。戦争をはじめるのはたやすいが、やめることは難しい。
歴史は繰り返したくない。
もう一度立ち止まって足元を見よう。
戦争の足音は近づいてはいないか…?

私に出来ることは、子どもたちに平和の尊さと歴史に関心を持ってもらうこと。
次の世代へ、平和への想いをつなげてくれることを願って…。









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