3歳娘のパパの好きなところ珍回答
我が家には3歳の娘と生後2か月の息子がいる。
普段は夫・娘チーム、私・息子チームに分かれて別々の部屋で寝ている。
この日は夫が風邪でダウンしていたため1人別部屋で寝ており、私・娘・息子の3人で寝ることになった。
案の定、娘は不機嫌だった。いつも隣にいるパパがいないからだ。
1分おきに「パパがいい~」とつぶやくbotと化した娘。
その都度私は「そうやね~パパがいいねえ~」と相槌を打つ。
いよいよ娘が泣きそうになってきたので、気分転換に話題を振ってみた。
私「ねえ娘ちゃん、パパのこと好き?」
娘「うん、好き。」
私「そっか~。ママもパパのこと好きやから、パパの好きなことろ言いっこしようよ。」
娘「いいよ~(にこにこ)」
私「じゃあ娘ちゃんから言って~。パパのどんなところが好き?」
娘「えっと….えっと….」
思った以上に娘は熟考している。
彼女なりに真剣に考えているのだ。
なんと健気なことか。胸がキュンとした。
優しいところ かな?
それとも、いっぱい遊んでくれるところ かな?
数十秒のシンキングタイムを経て、娘は口を開いた。
娘「骨…」
私「骨!?」
思わず吹き出してしまった。
予想の斜め上すぎる珍回答に混乱を隠し切れない私。
いや待て、娘の言い間違いかもしれない。
確認しよう。
私「えっと、骨って…あの骨?」
娘「うん、体の骨。」
私「骨か… なんで骨が好きなん?」
娘「だって良い骨だから。」
私「そっか…」
娘はまっすぐな目で言い切った。
言い間違いなどではない。娘は夫の骨が好きなのだ。
私から見ると、夫の骨格は標準的で特筆すべき点はない。
それでも骨が好きとは… 君まさか骨フェチか?
そして良い骨ときたもんだ。骨密度スカウターでもついてんのか。
私は笑いが込み上げてきてしばらく笑っていた。
そんな私を見て娘も爆笑していた。
私「パパが元気になったら『骨が好きだよ』って言ってあげようね。」
娘「うん、わかった。楽しみ~」
その後娘はまた「パパがいい」botと化した後、眠りについた。
久しぶりにこんなに爆笑した。
笑いをありがとう、娘。
いい夜だったよ。
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