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年少の娘が「おべんきょう」を始めたのでレポする

幼児教育。

巷には、通信教育や教室やワーク…あらゆる幼児教育関連のものが溢れている。

うちの娘はもうすぐ4歳になる。今は年少さん、4月には年中さんだ。

そろそろ何かした方がいいのかな…?
するとして、何をすればいいのか…?

保育園の同じクラスの子どもたちや友人の子どもたちの様子を伺うと、本当にバラバラだ。

「勉強は小学校に入ってからで十分!今は特に何もしない!」という主義のご家庭

公文に通って読み書き計算を勉強させているご家庭

親といっしょに通信教育に取り組んでいるご家庭

正解なんてのはない。保護者と子ども本人が納得していればオッケーなのだ。

…では娘はどうしたものか?


まず自分の考えを整理する

現在〜就学までの娘に対する期待


早く文字(ひらがな、カタカナ)が読めるようになってほしい
→自分で絵本や図鑑が読めたり、看板やパッケージから情報を得ることができる。

小学校の勉強に対するハードルを下げたい
→小学校入学のタイミングで環境が大きく変わるので、少しでも心理的負担を小さくしておきたい。

集中力と体力をつけてほしい
→座って授業を受けるために必要。意外と座るのって体力を使うから。

娘の勉強についての私の希望


送迎がしんどいので教室に通うのは避けたい。

→娘は既にスイミングを習っているので、送迎が必要な習い事はこれ以上増やしたくない…。

娘と勉強を通してコミュニケーションを取りたい。
→私は子どもに勉強を教えるのが好きだ。(学生の頃は塾講師のバイトをしていた。) 娘といっしょに取り組んでできるようになった喜びを共有したい。


※ちなみに夫にも考えを聞いてみたが、「本人がやりたいならやればいいんじゃない?」という回答で、基本的に私と娘に任せるとのことだった。「送迎が大変だから教室に通うのはNG」というのは私と意見が一致した。

やり方を考える

揃えたもの

とりあえず、幼児向けのワークを娘といっしょにやってみることにした。まずは、ひらがなの習得と数の概念の理解だ。

「こどもチャレンジ」などの通信教育も検討したが、毎月の教材が届くのが私や娘のプレッシャーになりかねないので、一旦は市販のワークを使うことにした。やりきったら次のを買うことにする。

選んだのがこちら

→娘はまだひらがなの読みができないので、こちらを選択した。あと、うんこなら娘の食いつきが良いかもという淡い期待もある。

→こちらのワークは適したレベルを具体的に示してくれているのでありがたかった。例えば、このワークなら「10までの数が数えられる」。この手のワークは年齢が目安になっていることが多いが、理解度には個人差が大きいので年齢だけでは選ぶのが難しい場合がある。「3歳 かず」と「4歳 かず」で迷ったが、具体的なレベル設定のおかげで選びやすかった。

あと、幼児用の鉛筆も用意した。


「おべんきょう」のルール

  1. 椅子に座って行う

  2. テレビは消す

  3. 「今日の分」だけやる

何かの記事で見たのだが、勉強もダラダラやらないことが大事だそうだ。「もうちょっとしたかったな…」くらいで止めておくのが続けるためのポイントだとか。時間的には15〜30分。時間内に終われる範囲内で今日やる分を娘と話し合って決める。

あと、私から「おべんきょうしなさい」とは言わない。娘が「したい」と言ったときにやることにする。

実際にやってみた

娘の様子

予想以上に娘の食いつきはよかった。
年明けから「おべんきょう」の時間を設けたのだが、2日に1回くらいのペースで続いている。
鉛筆を使うのと、「がんばったねシール」を貼るのが楽しいようで、自分から「ママ!おべんきょうしよう!」と言ってくれる。娘の中では遊びと勉強は同じようなものなのだろう。

ひらがなの定着のために、お風呂ポスターも導入してみた。

お風呂でポスターを眺めながら、「これ今日やったやつ〜」と楽しそうにしている。8割くらいのひらがなは読めるようになったと思う。

やってみて初めて分かったことは、正しい姿勢を保つことの難しさだ。娘は数分経つと背もたれにもたれてだら〜んとしていたり、背中が丸まっていたりする。今のうちに正しい姿勢で読み書きする練習をしてほしい。「おべんきょう」だけでなく、お絵描きや折り紙などの遊びのときも椅子に座ってやるよう誘導してみよう。

私の感想

シンプルに楽しい。
もともと勉強を教えることが好きというのもあるし、娘と楽しくコミュニケーションが取れて嬉しい。正直、私はおままごとは苦手なのだが、勉強なら楽しくできる。

気をつけたいのは、娘が途中でふざけて真面目にやらなくなったときに、つい怒ってしまうことだ。娘の集中力が切れたなら、そこが辞め時。怒ってまでやらせる必要はないのだ。

娘のおべんきょうブームがいつまで続くか分からないが、このまま今のやり方を続けてみよう。小学生になっても、今みたいに楽しく勉強に取り組んでくれたらいいな…。


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