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東京の離島・伊豆七島のダイビングスポット
東京から南へ連なる伊豆諸島は、東京都に属する島々で、それぞれ独自の魅力を持っています。各島で楽しめるダイビングポイントの特徴、適した時期、観察できる生き物を詳しく紹介します。
伊豆大島(いずおおしま)
特徴:
伊豆諸島最大の島で、水底火山による特殊な地形が楽しめます。
ビーチエントリーが多く、初心者にも優しい。
島の中央にそびえる三原山を中心とした火山島で、2010年には日本ジオパークに認定されています。
アクセス: 東京から高速船で約2時間。
適した時期: 通年
生き物:
マクロ生物: カエルアンコウ、ウミウシなど。
大型生物: ウミガメ、ニタリ(オナガザメ)、ハンマーヘッドシャーク。
その他: 回遊魚の群れ。
ダイビングポイント:
秋の浜: 透明度が高く、回遊魚の群れやウミガメに出会えます。
野田浜: 多彩な地形が魅力で、ウミウシ観察に最適。
利島(としま)
特徴:
周囲約8kmの小さな島で、椿の生産が盛ん。
野生のイルカが住み着いており、ドルフィンスイムが人気。
島全体が天然の椿で覆われており、その数は20万本とも言われます。
アクセス: 東京・竹芝桟橋から東海汽船を利用。
適した時期: 春から秋
生き物:
アオウミガメ、サメ、大型回遊魚。
野生のイルカと一緒に泳ぐことができます。
ダイビングポイント:
イルカポイント: 野生のイルカとスノーケリングが楽しめます。
式根島(しきねじま)
特徴:
高い透明度が魅力。外周約12kmの小さな島で、海中温泉が楽しめます。
白砂の海岸は海水浴場やスノーケリングポイントとしても人気。
アクセス: 東京・竹芝桟橋から高速船で約3時間。
適した時期: 春から秋
生き物:
回遊魚、ウミガメ。
海底から吹き出る気泡が見られる海中温泉での湯治にくるウミガメ。
ダイビングポイント:
海中温泉: 湯治にくるウミガメに出会える確率が高い。
松ヶ下: 透明度が高く、魚群が豊富。
神津島(こうづしま)
特徴:
澄んだ海と白い砂浜が美しい。ダイナミックな地形やケーブが楽しめます。
伊豆の島々を造った神々の集会所と伝えられ、名前の由来となっています。
アクセス: 東京から高速船で約4時間。
適した時期: 通年
生き物:
ウミガメ、カンパチ、テングダイの群れ。
ナイトダイビングも可能。
ダイビングポイント:
赤崎: 透明度が高く、ウミガメやカンパチの群れが見られます。
長浜: 白砂のビーチが広がり、初心者向け。
三宅島(みやけじま)
特徴:
黒潮の影響で熱帯性の魚が見られる。野生のイルカと一緒に泳ぐことができる。
温帯の海でありながら、黒潮の影響で熱帯の環境が形成されています。
アクセス: 船で訪れるのが一般的。
適した時期: 夏から秋
生き物:
テーブルサンゴ群、熱帯性の魚、固有の魚。
野生のイルカ。
ダイビングポイント:
伊ヶ谷: 透明度が高く、熱帯魚やサンゴが豊富。
アカサン: ダイナミックな地形が楽しめます。
御蔵島(みくらじま)
特徴:
野生のイルカとスノーケリングで泳げる。自然豊かで湧水や星空も楽しめます。
周囲16km、面積約21平方kmの島で、中央に標高851mの御山があります。
アクセス: 東京から南へ200km、三宅島の南18km。
適した時期: 春から秋
生き物:
野生のイルカ。
ダイビングポイント:
イルカポイント: 野生のイルカと一緒にスノーケリングが楽しめます。
八丈島(はちじょうじま)
特徴:
黒潮の影響で透明度抜群の海。溶岩地形のダイナミックさが魅力。
魚影の濃さや固有の魚たちが人気。
アクセス: 羽田から飛行機で約50分。
適した時期: 通年
生き物:
ユウゼン、ナメモンガラ、テングダイ、ユウゼン玉。
回遊魚の群れ、ニタリ、ハンマー、イソマグロ。
ウミウシ、フリソデエビ、イザリウオ。
ダイビングポイント:
ナズマド: 回遊魚や大型魚が豊富で、上級者向け。
乙千代ヶ浜: ウミウシや小さな生物が多く、マクロ派に最適。
まとめ
伊豆諸島は、各島ごとに異なる魅力を持つダイビングスポットが点在しています。東京からアクセスしやすいこともあり、週末トリップに最適です。ぜひ、あなたの次のダイビングトリップに伊豆諸島を選んでみてはいかがでしょうか。
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