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弱いんです、実話をベースにした映画に

ある映画評論家の方に、伺ったところ
日本では、年間800本近くの映画が
公開されているそうです。
“ただしコロナの時には撮影が出来ず
激減したようですが・・・”

そんな数多くの映画の中で、
実話をもとに、とか、実話をベースに…と
クレジットされている映画に、
私はかなり弱いです。

今日、ご紹介する映画
『エリン・ブロコビッチ』も
アメリカで実際に起こった
水質汚染を暴き出した
ひとりの主婦の闘いの物語です。

簡単なあらすじ


元ミス・ウィチタに輝いた
エリン・ブロコビッチは、
結婚生活も長続きせず、
離婚歴2度。3人の子持ち。
無学、無職。貯金残高16ドル。

あげくある日、
運悪く追突事故に見舞われ
エリンは、弁護士のエドを頼ります。
彼は年齢的に引退を
考えていたのですが
明日の食事にも困るとばかり
アシスタントとして
強引入社するのでした。


不審なファイルを見つけて読み漁るエリン

そんなある日、
書類を整理していたエリンは、
不審なファイルを
偶然見つけます。
それは不動産売却の書類に
なぜか血液検査の結果が
添付されているもので
エリンは不審に思って
調査をはじめます。

結果、ある大企業の工場が
有害物質を
垂れ流しにしている事実を
突き止めたのでした。 

病気に苦しむ住民たちを
エリンはひとりずつ説得し、
ついにその大企業との交渉の場を
持つまでになったのでした。
しかし…?

主演はジュリア・ロバーツ、
アーロン・エッカート、
そしてこの作品で
アカデミー助演男優賞にノミネートされた
アルバート・フィニー。
 
ジュリア・ロバーツの演技は
絶賛され、
アカデミーの主演女優賞に輝いた他、
ゴールデングローブ賞、
イギリスアカデミー賞、
全米映画俳優組合賞、
ロサンゼルス映画批評家協会賞で
いずれも主演女優賞に輝いています。
 
実話ということで映画には、
実際のエリン・ブロコビッチも
レストランのウエイトレス役で、
カメオ出演しています。
 
監督のスティーヴンソダーバーグは、
この作品と「トラフィック」で
アカデミー監督賞に
ダブルノミネート。
「トラフィック」で監督賞を受賞しています。


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