見出し画像

“クルミ”を使ったパンと住まいについて

食用ナッツ類のクルミは「クルミ」、建材用木材のクルミは「ウォルナット」と、日本ではゆるく呼び分けられているようです。私はどちらのクルミも大好きです。久しぶりにクルミのパンを焼き、我が家の住空間で用いられているウォルナットのことも併せて、今日はつらつらと書いていきます。

クルミのパン

パン生地のこね → 一次発酵
生地でき上がり
分割

ここからベンチタイムを経て成型→二次発酵

飾りのクルミと飾りのカットこの状態でオーブン焼成
焼き上がり

素朴な甘さと風味のパンとなります。レーズンを入れてももちろん美味しいですが、今回はざくっと粗く砕いたクルミの触感を楽しみます。

ナッツ類は毎日少しずつ食べるのが良いと言われています。1日にどれくらいでしょうかね・・・食べ過ぎは逆効果(これはナッツに限らない)ですが、抗酸化成分と不飽和脂肪酸などを摂取でき健康と美容には効果的。

私はただ単純にナッツ類が好きで、お得な袋入りを買うとついパクパク進んでしまい、摂り過ぎとなってしまいます。大入り袋を開けたら、そこにレーズンを自分で投入しざっくり混ぜる。ナッツとレーズンの甘味が相まって抜群に美味しい、止まらない・・・
で、やむを得ず、割高になりますがコープで手に入る小袋(たったの18g入🥲)タイプを毎日1袋と決めて食しています。

ウォルナットの床

ウォルナットと呼ばれる建材はダークなブラウンで硬質です。
我が家の住まいは、ふる~いマンション(今では築40年を越えた)を安く購入し、その中身を全部取り除き(コンクリートの箱状態に)、自分好みに作る、いわゆるリノベーションをしています。

夫と私、高齢の母の住まう場所であるという点から、もはや資産価値などは度外視。築古マンションの問題が取り上げられる昨今ですが、あまり先のことを考えると動けなくなるので、修繕積立金と管理状態だけ留意しました。

立地の他は家の中の環境と居心地を重視し(いずれは皆老いて外出が減り各々が家の中で過ごす時間が長くなる・・・間違いなく!)、新建材的なものは避け、無垢の床と漆喰の壁を望みました。

昔からウォルナット色が好きで、室内はシンプルに白い漆喰とダークブラウンで統一したかったのです。

リビング周りの床
玄関に続く廊下
ピアノもウォルナット

ウォルナットに限らず、本当の木材を使用した家具類や建材は「無垢」と称され、現在では高級、価格が高い、普段使いで気を遣うといった印象を持たれがちです。でも、ずーっと持つんですよ。それも傷や汚れなど経年による劣化、使用感も味わいの一部となりながら。清濁合わせのむ、物の陰陽を受け入れていく、という感じですね。結果、使っている人ならではの「物」になる。

例を挙げればベランダや公園のベンチ、日差しや風雨に晒されっ放しです。プラスティック素材のものはみるみる色褪せ劣化し、それが「小汚く」映ってしまう・・・。
でも木製のものって少しくらい色褪せても、汚れても使い込んだ感がまた味わい深くていい感じ・・・。

公園でベンチに腰を降ろすとき、プラスティック製だと思わず砂埃をささっと手ではらいたくなる、でも木製のものなら何の抵抗もなくそのまま座れる・・・。

とりとめなくなりましたが、パン作りでクルミをローストし始めたときから香ばしい香りに包まれ、つい“クルミ🥖”と“ウォルナット🪑”についてのお話をしてしまいました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?