もちフェスさ 餅っ子来(ご)ざい「チョーうれしい!」
【『VIVANT』推ッス記念③】
もっちもちほっぺに、もっちもちボディの餅好きっ子ドラムにお薦めのイベントがあります!
『全国もちフェスティバル in 一ノ関』参考サイト
いろんな餅があるよ~。定番あんこ、ごま、きなこに、特産(?)ずんだ、納豆、くるみもきっとある。ドラム、大喜び間違いなし。
岩手県南部(旧伊達藩北部)地域は、家庭の餅つき器所持率高しでございます。餅つき器が登場したときには、我も我もと飛びつくように買い求めた家庭が多ございました。特に米を作っている農家。餅つき器はもはや必至家電と化しましたね。今もそうなのかは、ちょっと不明だけれど。
(ドラムの声で)
このあたりの地域は、一ノ関の餅フェスの他にも『VIVANT』に登場するものとの繋がりがあるものが多いよ。
一ノ関博物館は、日本刀に関する展示があるよ。刀鍛冶の乃木家を連想するよ。
タタラがまた蝦夷と関係があるとかいう人もいるから、奥出雲のタタラも連想するよ。砂鉄が採れるからね。南部鉄器も「南部」いうけど南部藩じゃなくて、この地域が元々の製産だよ。
公安の野田さんの同僚で十字を切っていた人がいるけれど、隠れキリシタンの里だった町もあるよ。
それから、出雲の言葉は、松本清張『砂の器』でよく知られているけれど、東北弁によく似ているよ。やっぱり出雲でも「ゴミは投げる」のかな?
もし、続編があったらこの地方をロケ地にして欲しいな。そしたら、お餅をたくさん食べれるから、チョーうれしい、チョーうれしい‼
さて、今回の謎コーナー。
ドラムとジャミーンと薫先生、おまけでアディエル。
1.ドラムはなぜ喋れない?
バイリンガル(もしかしたら他の言語もわかるのかもしれないが)ドラムが聞こえるけれど喋れないというのはなぜなのか。
二人も聞こえるけど喋れないキャラが出てくるって、どういうことだろう? 何か意味があるのだろうか。
ドラムの声代わりのスマホ音声が「チョーかわいい」おかげで、ドラムも「チョーかわいい」癒やしキャラになったけれども。
2.ドラムはどういう経緯で野崎氏の元で働くようになった?
野崎さんと出会う前からドラムは喋れなかったのか? その後か? という謎もある。
ともかく、人気キャラなのにドラムのバックグラウンドがさっぱりわからない。
3.ドラムはなんで餅好きなの?
「日本の餅を食わせてやる」と野田さんに言われて、歓喜し、他人の分まで餅をバクバク嬉しそうに食っていたドラム。バルカにも餅があるのだろうか。それとも「日本の餅」をかつて食べたことがあるのだろうか。
もちもちフェイスに、もちもちボディだから餅好き設定にしたってオチじゃねぇだろうな?
4.ジャミーンはなぜ野崎を避ける?
嫌っているとしたら、なぜ? 仲良しのドラムが慕う彼のボスよ。野崎っちは。それほどヤバい人じゃないでしょ……と現時点では思うんだけど。
そこで考えた。まさかのまさかで、好きの裏返し⁉ 照れて薫先生の影に隠れちゃうの? 実は密かに(野崎っち、格好いい)とか思っていたりして。初恋か? ヤダ、カワイイ。……ってたぶん、それも違う。
5.ジャミーンの母親の死因は?
ジャミーンは母親の死のショックで口がきけなくなったということだが、よほど衝撃的な死に方をしたのだろうか。アディエルがテント活動はしていなくても、テントと関係があるというところからも、そういう想像は難くない。
薫先生がジャミーン母親の死亡原因を知っているのか否かというのも気になる。だって、ジャミーンの主治医で相当にジャミーン父子と親しいわけだからさ。知らないって方が不自然と思ってしまう。
6.薫先生の言動の謎
「テントのモニター説」がネットで見受けられますが、あたしゃ、違う派です。
もし、彼女がモニターだったら、ベギたちがジャミーンの行方を知らないはずがない。乃木からジャミーンのことを聞かされたときの彼らの心底ほっとした嬉しそうな表情は、演技ではないと思う。ノコルなんて感情が顔に出やすいし。
ただ、薫先生は、何となくアディエルの周囲にちょっと「ヤバげな存在」を薄らと感じていたのじゃないかとは思う。薫先生とアディエルが結婚するはずだったという話の真偽は別としても(あとからそれは嘘とは言ってますけど)、やっぱり薫先生、アディエルが好きだったんじゃないかな。はっきりとはしなくても恋愛感情がなくはなかった。だから不穏な影のにおいを感じていた。「ヤバイ何か」とアディエルが直接関係がないにせよ、彼が何か知っているかもしれない、「ヤバイ何か」について勘づいているかもしれないとは、頭の隅に微かにあったのではないかという気がする。
日本に戻ってから、彼女が野田さんの連絡先をとても知りたがっていたのも、そんなわけで「ヤバイ何か」からジャミーンを守りたい一心でのことだったのかもしれない。それがジャミーンに関わってこないように。
……と、薫先生に対して好意的に考えればこうかな。真相はもう「最終回で」ですね。以外と裏が何にもないっていう拍子抜けな真相かもしれない。
7.アディエルの謎
おまけでアディエルの謎。
彼はテントの活動に参加していないと第9話で言われていましたが、戦闘服のモニター山本と笑顔で写真に収まっているんだよね。どういう経緯でそうなった?
アディエルは、娘のことを大事に思っていることだけはわかるが、後は何をどう考え、どう生きてきて、どうしたいと思っていたのか、さっぱりわからないんだよね。まるで月の裏側のように彼の心理と思考が見えない。
(余談)
岩手県南部(旧伊達藩北部)の全地域かどうか知らんが、少なくとも一部地区には、餅とはちょっと違うが「かね焼き」なる団子粉の食べ物がある。団子生地を小判型の、コロッケ大というか、大葉ぐらいの大きさに平たく伸ばして、炙って醤油だれを付けたものだ。もしかしたら、醤油だれを付けながら炙るのかもしれない。これが旨いんである。純粋に餅じゃあないが、絶対、餅っ子ドラムも気に入る。だが、残念なことに近年、とんと、かね焼きは、見られなくなった。絶滅危惧食品となった。いや、古い人間の記憶にのみある既に絶滅食品なのかもしれない。
ところで、秋田には「かね餅」なるものがあるそうだが、全然、別物である。あれはたぶん「かねでおく(食べないでいざというときのために保存しておく)餅」っていう意味じゃないかと思う。きっと秋田でも「食べない」を「かね」って言うと思うんで。あるいは「堅い餅」がなまったか。この堅い「かね餅」は、ドラムが食べたら「チョーかたい、チョーかたい」って大騒ぎするよね。
「かね焼き」の方の「かね」は「金」だろうと思う。小判型だもんね。平泉絡みで、金売り吉次と何か関係があるのかしらん。
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