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ネカマ・ナベ ギャルにチャイルド ジジにババ 詐欺か多様か ネット人格

 ダイバーシティ――多様性の時代なんて言われてますけど、ネット上では、人材のみならず、人格がダイバーシティしちゃってる気がします。

 ダイバーシティってよく聞くけど、正しくは何なの? って言う人もいると思うので(かく言う私もその一人)用語説明リンクを貼っときます。

 元々は、人材マネジメント用語であるようです。
それが《一般にはいまだ単なる人材の多様化と理解されている場合が多い》とのこと。確かに。
 私のような庶民レベルになると、もっと単純に単なる「多様化」と思ってる人が多いと思います。人材分野限定ではなく、広い範囲に無限に使っちゃってる。

 さて、話は戻りますが、ネット上でのみ女性を演じている男性をネカマというのはよく知られてますが、他にも実体とネット人格が違う人が当然、いるんじゃないかと思うわけです。女性が男性の人格を演じているネナベとか、全然、ギャルじゃないのにネット上ではギャルぶってる老若男女のネギャルとか、ヤンキーどころかくそ真面目人生なのにネットヤンキーしてるとか、実年齢が立派に中高年なのに10代や20代装っている人や逆に若いのに中高年の――甚だしくはジジイ、ババアを演じている人もいるかもしれません。さしずめネット・エイジレスってとこでしょうか。年齢も性別も国籍民族、既存のアイデンティティの垣根をとっぱらって、その時々の都合や気分で使い分けている人もいるかもしれません。

 自分と同世代の有名人を思い浮かべていて、ふと気が付いた。日本だと芸能人では、男女問わず活躍している役者さんを思い浮かべられるが、ハリウッドだと男優はすぐ浮かんでも、女優が浮かんでこない。うーん、うーんと絞り出して浮かんできたのがアジア系女優……。
 案外ハリウッドって、日本などアジア圏よりダイバーシティ化されてないのかも。

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